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サイエンスコミュニケーター宣言(164)

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▼昨日は大賀ハスの定例観察日であった。蓮根の植え替えから23週目である。種をまだ採取していない花托があと4つあった。そのひとつに第12大賀ハスがある。これにはちょっと特別の意味がある。
観察池のなかにないのである。植え替えの時に「あまりもの」として別の容器に入れ放置していた蓮根から育ったものなのである。水だけで育った「水栽培」第1号なのである。これが可能ということになれば来年から栽培にも新たな可能性が出てくるというものなのである。
 昼過ぎから京都に向かった。播但線、新快速の車窓からもうひとつの観察を行った。
ヒガンバナである。もうすでに赤く燃え立つ松明の行列はないか。
見える家の庭に赤いものはないか。残念ながらそれは発見できなかった。やっぱりまだ早いのだろうか。
▼京都に向かったのは、
・【お薦め本】『理科の授業づくり』(広木正紀 ・内山裕之 編著 東京書籍)
・【お薦め本】『理科の授業づくり』(広木正紀 ・内山裕之 編著 東京書籍)<続>
の出版記念会に参加するためである。
 編集者・執筆者・関係者20名ばかりが集まった。編者の広木先生の言われる「広場」に人が集ったのである。
ずいぶん久しぶりにお会いする人もいる。はじめて出会う人もいる。
 お一人お一人の「私の科学」「私の理科」を聞くのはとても楽しいものだった。
▼お話を聞いているうちに、私はここのところすっかり忘れてしまっていたあの「私の【100人リンク集】」の旅のことを思いだした。
 98年の秋にはじめてほぼ2年と2ヶ月をかけて100人の方にリンクさせていただいた。
それから十数年を経た今、あらためてリンクさせていただいた方々に実際に出会って、「今」と「これから」を語り合おうとする自分の思い入れの旅の企画である。この夏の間にもうっかりしているあいだにもたくさんの方とお出会いしていた。
 この会でも、あらたにお二人の方にあった。
◆西川 徹のホームページ/西川 徹の「理科の自由研究室」(当時 現在「理科の自由研究室」
◆『中村理科』Nakamuraのページ(当時、現在「ナリカ」
「これから」を示唆するお話をいっぱい聞けてとてもうれしかった。
▼会がすすむうちに私は、自分が今、「サイエンスコミュニケーター」を名のっていることも思いだした。
そう言いだして2年目!!
「これから」について自分自身に5つの課題を設定していた。
(1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!
(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。
(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!
(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。
みなさんとお話をするあいだに、これらはあながち「大風呂敷」ばかりではないと思いだした。
感謝である。

また、ゆっくり ゆっくり 急いでいこう。

 

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