新・「自由研究」のすすめ試論(50)
▼昨日で大賀ハスの蓮根を植え替えてから20週目つまり140日目であった。第8、第9、第10からすでに種子を採取していた。抜け殻の花托はまるで蜂の巣のようになって佇立している。
考えてみると不思議なものだ。そして見事なものだ!!
こうして種は保存されたのである。検見川の泥炭地から発見されてからでも何度これを繰り返してきたのだろう。
いのちはツナガル!!
▼大賀ハスの開花観察の「自由研究」はひと区切りついていた。
さてここからだ。
・開花は螺旋的に 閉花は逆巻に
・鍵をにぎる一枚の花びらがある。
・第一日目定刻開花は目覚まし時計が埋め込まれている。
等々の仮説は正しかったのだろうか。
いくつかの観察したこと、記録したことをつないでみる。
そうここからは、
つなげる!ふかめる!ひろげる!
が大事なんだ。
▼「クマムシ」「ハグロトンボ」だって同じだ。つなげる!ふかめる!ひろげる!を繰り返しているいると永遠のテーマが浮かび上がってくるんだ。
一生かけても終わらないような究極の「ふしぎ!?」
・「生命と時間」
・「物質と生命」
▼たかが「自由研究」されど「自由研究」。
そこで聞いてみたくなるのだ。
科学研究を生業とする人たちの「ふしぎ!?」探検物語。
ぜひぜひ語りはじめてほしいな。
それこそがきっと最高の「自由研究」すすめになるだろう。
いやもういっぱい語られているのかも知れない。
私が知らないだけかも知れないな。だとしたら…
この試論を書きはじめて4年以上の年月が過ぎた。
番号をつけた分だけでも、50回になった。
どこまで続けることになるだろう。それは私にもわからない。
私のなかに「ふしぎ!?」があるかぎり続けたい。
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