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本日、第11回オンライン「寅の日」!! #traday

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▼「残暑」とは言え、日射しはきつかった。そこでの作業はなかなかのものであった、しかしやっぱり知りたかったあのはじめての「水栽培」で育った大賀ハスの花が土がある場合とちがいがあるのか。留守にしていた8/4(土)に開花がはじまり、最終日8/7(火)も勤めで最期を見とることができなかった。雄しべも花びらもそこら一帯に散乱していた。草むらに隠れてしまったものもある。なんとか回収した花びらをならべてみた。雄しべは10づつセロテープで黒画用紙に貼りつけた。花びらは15枚、雄しべはぬ177本であった。もちろん未回収の分もあるだろうからこの一例だけから判断することは無理があるが、「やや小ぶり」という感じである。ちなみに同時に開花した観察池の方は花びら15枚がく3つ、雄しべ201本であった。汗だくの作業も、終了したときにはなんともいえぬ満足感があった。
▼今日、8月9日(木)は、例のオンライン「寅の日」である。
第11回目である。今回読むのは
◆「備忘録より「線香花火」「金平糖」など」(「青空文庫」より)
 はじめてから5ヶ月目に入る。まだ半年にもならない。
先日お話を聞いた中村敏弘さんたちのファラデーの「日記」を読むファラデー・ゼミは19年間年間続いたという。それも週一回のペースで翻訳しながらである。簡単に比較することはできないが、「19年間」という年月には感動するばかりである。
 こちらはどこまでつづくかわからないが、ゆっくりゆっくりと楽しみながらすすめてみよう。
▼毎回、毎回同じようなことばかり言うが、寺田寅彦という人はなんとも面白い展開の文章を書く人なのだろう。
身近なもののたわいもない話かと思いきやそれはいつしか「科学」の神髄にふれる話になっている。
なんとうまい展開だ。例にあげられるものは、私たちの「日常」にあるものだ。
今回の備忘録には、そんな面白い話がてんこ盛りだ。
なかでも「線香花火」「金平糖」は特に面白い。

それは今にもほとばしり出ようとする勢力(エネルギー)が内部に渦巻(うずまい)ている事を感じさせる。突然火花の放出が始まる。目に止まらぬ速度で発射される微細な火弾が、目に見えぬ空中の何物かに衝突して砕けでもするように、無数の光の矢束となって放散する、その中の一片はまたさらに砕けて第二の松葉第三第四の松葉を展開する。この火花の時間的ならびに空間的の分布が、あれよりもっと疎であってもあるいは密であってもいけないであろう。実に適当な歩調と配置で、しかも充分な変化をもって火花の音楽が進行する。
 
 
あとに残されるものは淡くはかない夏の宵闇(よいやみ)である。私はなんとなくチャイコフスキーのパセティクシンフォニーを思い出す。
 実際この線香花火の一本の燃え方には、「序破急」があり「起承転結」があり、詩があり音楽がある。

たかが「線香花火」一本ではないのである。それは「詩」であり「音楽」であるのだ。
そして、そして「科学」そのものでもあるのだ。と思ってしまうから不思議だ。
そう言えば今年はまだ「線香花火」を見ていなかった。
お盆にはやってみよう。そのときもう一回読んでみよう。
▼「金平糖」もそうである。
たかが金平糖ひとつ

しかしなぜあのように角(つの)を出して生長するかが問題である。

おもしろい事には金米糖の角の数がほぼ一定している、その数を決定する因子が何であるか、これは一つのきわめて興味ある問題である。  従来の物理学ではこの金米糖の場合に問題となって来るような個体のフラクチュエーションの問題が多くは閑却されて来た。

こんな調子だ!!

時間だ。私は、今日これから気仙沼に向かう。
どんな「ふしぎ!?」と出会えるだろう。

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