「寅の日」はまだまだ続く!! #traday
▼大賀ハスの蓮根を植え替えてから17週目であった。今年度植え替えしたのは3月31日(土)であった。
このとき、二本は「観察池」の植え替えた。他のたくさんの蓮根は近くのポリ容器のなかにほりこんだ。土はいれなかった。これまでの年度もそうしていた。例年葉はのびるが途中でかれてしまっていた。
ところが今年はながく葉をのばしていた。ここから花芽がでれば「水栽培」も可能ということになる。
自然界ではアタリマエのこととして起こっているのではないかと期待していた。そして、ついにほんとうに花芽がのびて来た。日々刻々ぐんぐん成長しているようだ。「水栽培」第1号の「あこがれの4日間」が楽しみである。
▼オンライン「寅の日」も今年度の大賀ハスとほぼ同じ「歴史」をもっていた。
開始して4ヶ月である。
10回で準備の回を含めると次の12の寅彦の文章を読んでいた。
・「思い出草」
・「アインシュタイン」
・ 「天災と国防」
・「日本人の自然観」
・「五月の唯物観」
・「俳句の精神」
・「津浪と人間」
・「日常身辺の物理的諸問題」
・「ルクレチウスと科学」
・「科学者とあたま」
・「茶わんの湯」
・「自然界の縞模様」
読んだと言っても、ほんと未消化で単に字面を追いかけたにすぎないものもある。
まだまだ反芻作業が必要である。
しかし、だんだんとわかってきたこともある。
それは、寺田寅彦の文章はけっして過去の文章ではない、きわめて今日的な文章であるということだ。
それだけではない、21世紀の「これから」の未来に向けた提言にあふれているのである。
▼青空文庫にある文章の一覧を見せてもらうとまだまだ読ませてもらいたいものがいっぱいある。
オンライン「寅の日」を何回つづけると読破できるのか。
気の遠くなりそうな話だ。
でも楽しみでもある。
一度読んだつもりになっていても、また読みかえしてみるとその度にあらたな「発見」があるからだ。
また、そのうち自分とはちがう読み方に接することができると思うとわくわくしてくるのである。
▼関連することまでを含めるなら、まずは話題につきることはない。
いっぱいの「茶わんの湯」から最先端の複雑系科学まで、この世の中「ねぇ君、不思議だと思いませんか?」とつぶやきたくなることで充ちているのである。
私の「ふしぎ!?」が枯れないかぎり、「寅の日」はまだまだ続くのである。!!
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