クマムシはあなたの近くにもきっといる!!
▼昨日は私自身の「自由研究」にも大きな展開があった。まず大賀ハス開花観察の方である。私自身が栽培はじめてからこれまでに10個の開花を観察していた。今年度はこれまででいちばん多く5つの花の「あこがれの4日間」を観察していた。葉ばかりが異様に大きくなりはじめ花はこれまでと思っていた。ところが昨日大きな葉のあいだから第11番目の花芽がのびてきているのを発見したのだ。
発見はそれに終わらなかった。蓮根の植え替えをしたとき残った蓮根をプラスチックの容器の中に入れて水だけで育てていた。そこも葉ばかりが成長してきていた。そこに第12の花芽を発見したのだ。
水栽培でははじめての花芽である。いっきょにふたつの花芽発見であらたな展開である。
▼自由研究第3弾の「クマムシの研究」の方にも大きな展開があった。
朝から蒸し風呂状態の理科室で、シャーレのなかを双眼実体顕微鏡で観察をつづけた。シャーレのなかは校庭の駐車場で採取したギンゴケを水で浸しギンゴケを取り除いたものである。
一昨日に引き続いて「これはいるな!!」と感じた。
シャーレの中に幾種類かの動くものをかみつけたからだ。それは予感は的中した。
一時間あまりのあいだに、なんと5ひきものクマムシを発見したからだ。
▼スポイトで吸い取って別の容器に入れて持ち帰った。そして例のデジタル顕微鏡で観察してみた。
100倍で観察してみた。動画にして、YouTube にアップしてみた。
忙しく動かす脚を捉えることができた。脚の先の爪もはっきりとわかる。
間違いなくクマムシである!!
▼確信した。クマムシはどこにもいる。
クマムシはあなたの近くにもきっといる!!
クマムシはあなたの家の庭にも
あなたの学校の校庭にも
いつもあなたが通る道端にも
どこにもいます。
きっといます。
世界最強の「クマムシ」も遠くの存在ではない!!
そこが面白いのだ!!
次なる課題はより簡単にみつける方法の開発である。
ゆっくり ゆっくりと挑戦してみよう。
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