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サイエンスコミュニケーター宣言(163)

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▼どうやら私は例の持病の「ばっかり病」を発症しているようだ。「大賀ハス病」だ!
 でも自己弁護になるが、持病を発症しているときにこそそれまでに見えなかったことが見えてきたり、こちらに都合よく自然が応えてくれたりするものである。昨日の朝、観察池に第9の大賀ハスの花芽をみつけたのである。
それもかなりのびて来ていた。なんということだ!今年に限ってもあと三つの花の開閉を観察できるということだ。重なりがあるかも知れないが、単純計算すれば「あこがれの4日間」×3=12日間も楽しめることになる。
「ばっかり病」もありがたいものだ。
▼少し途切れ途切れになったが、サイエンスコミュニケーター2年目の夏休みの計画を立てていた。
サイエンスコミュニケーターの「これから」5項目に対応して計画をすすめていた。
3つまで一応終わっていた、残るはあとふたつ
(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!
である。
いずれも、特別に夏休みだからと言って特別に大きく前進するというものではない。
ただ、8月の前半には大きな研修会2つに参加する。
 他の人の実践に学ぶ機会があるということだから特に(3)については楽しみである。
 中学校に限定しているのは、自分が中学校ばかりにいた我田引水でもあるが、「中学校理科」こそキーになると思っているからである。
 小学校、高校の理科を軽視しているわけではけっしてない、大いにその実践から学ぶべきであると思っている。
しかし、やっぱりいちばんにキーになるのは「中学校の理科の授業」であると思っている。
▼(4)については、多くの人に学ぶなかで自然とつくられていくものだと思っている。
はじめに理想的なコミュニティありきではない。
それぞれの人の思いが交叉するところに自然発生的にコミュニティはつくられるものだと思っている。
だからこそフレキシブルである。
Twitter的=「リンク」「シェア」「フラット」「等身大」「リアルタイム」「アクティブ」
である。
▼人に会う機会の多い夏休みになりそうである。
5つに付け加えて、出会う人の「情報整理学」に学びたいと思っている。
すぐれた実践のバックボーンには、必ずやすぐれたそのひとなりの「情報整理学」があるはずだから、それを学びたい。そして遅々として進まない私の「整理」を前進させたい。

先ほど、第9の大賀ハスみてきたらまたますますのびているようだ。
今日もつづけよう「ばっかり病」!!

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