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「胞子(つくし)のダンス」をYouTubeで!

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▼昨日も続けて雨かと思ったら、お昼近くから絶好の花見日和となった。大賀ハスの観察池は蓮根の植え替えから2週間目である。観察池に使った土の残りのところに偶然育った菜の花がきれいだ。あまりにきれいなので観察池とコラボしてみた。観察池の方は、もう濁りはなくなり新しい芽がのびこようとしているが、まだ水面からはひとつも顔を出していない。来週には新しい芽の展開があるだろう。
▼デジタル顕微鏡の観察の方も行きつ戻りつすすめていた。先達のアドバイスのおかげでやっと動画での記録もできるようになった。うれしかった!そこで一挙にその動画をYouTubeで公開してみることにした。
はじめてのYouTube公開だ!!動画初のエチュード(習作)!!
公開したのはもちろんあのスギナ(つくし)の胞子である。
blogに貼り付けるのもはじめてだ、だからうまくいくかどうかわからないがやってみなければはじまらない。
 

▼習作と言えば思いだすのは、30年近く前につくった授業テキスト『植物の世界』だ。
そこにこう書いていた。

テキストづくり これまでとこれから

 この「植物の世界」のテキストづくりは、最初にも書いたように「動物だけではなく植物をなんとか‥‥‥」という思いから出発した。思いはあっても、まったくのシロウトの私達にはわからぬことばかり、そんなときたよりになるのは、次のことであった。

 ① 先行する仲間が、どうやったか、そこから貪欲に学ぶこと。
(中略)
 ② 授業にかけて、子どもに学ぶ、自然(植物)に学ぶこと。 
 ここが、こうだろうと思って、プリントして授業してみてもけっしてうまくいくとはかぎらない。そんなときやっぱり最大の味方は、子どもであり自然である。子どもたちが「おもしろい」ということには、どこか本質的なことが含まれているのである。

 これまで、①②のことを中心に、多くの人の意見や教えを受けながら、テキストは、ここまできている。まだ、まだ、ここへいれたい<よみもの><問題>というのもいっぱいある。はぶいた方がいいところもっぱいあるだろう。スライドづくりもすすんできている。大まかな流れの変更もこれからあるかも知れぬ。従って、これは現時点での中間報告であり、私たちのエチュード(習作)である。いつまでもそうであると思うが‥‥‥。 いろいろ御意見いただけるとうれしいです。

(’83.8『理科教室』臨時増刊号 たのしくわかる授業プラン・テキスト集 より)


▼長々と昔のことひっぱりだしてきたのは、シダやコケも本格的に中学校にもどってきた今、あらためてテキスト『植物の世界』をつくってみたいという気持ちになってきたからである。
当時は、その授業に必要なスライドづくりにも夢中であった。
今はもっともっとすぐれた資料も準備可能になってきている。一方では電子教科書の取り組みも進んできているのだろう。
 そんなことも射程に入れながらの習作『新・植物の世界』の作業に挑戦してみたい。

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