5月オンライン「寅の日」の予定は
▼大賀ハスの蓮根を植え替えて4週目であった。観察池の水面から顔をだした芽は6つになった。そのうちのいくつかが葉をひろげ始めた。いよいよ2012年の大賀ハス物語のはじまりである。
テレビを観ていると福島県三春町の滝桜のことが放映されていた、そして全国各地の「滝桜物語」が紹介されていた。時空を超えた感銘する数々の物語だった。
あの芭蕉の名句を思いだした。
さまざまの 事思い出す 桜かな
2012年各地の「大賀ハス物語」の展開の方も楽しみである。
▼今日は「昭和の日」。あの人も、この「昭和」を生きていた、亡くなったのが大晦日だから、ちょうど10年間生きていた。その人寺田寅彦と高嶺俊夫とが週一回のペースで、二人だけの昼食会をもちはじめたのが昭和3年(1928)の春であった。高嶺はこの日を「寅の日」と呼んだ。それにちなんで私たちはオンラインで寺田寅彦の書いたものを読む会のことをオンライン「寅の日」と名付けた。
▼平成24年の春、それははじまった。この4月からはじめたから、5月は2ヶ月めである。
暦の「寅」の日をその日とするから、12日に一度めぐってくることになる。2ヶ月で5回の計算になる、従って月2回と月3回を交互に繰り返すことになる。
5月は、第3回5/5(土)、第4回5/17(木)、第5回5/29(火)の3回の月である。
▼寅彦の書いたものはほんとうに多岐にわたっている。毎回なにを読むかは、前回とのつながりやオンライン「寅の日」に参加された人たちの意見をもとに考えて行くことにしている。
突然に変更することがあるかも知れないが、ともかくいろんなことはやりながら考えて行くことにする。
さしあたり
第3回オンライン「寅の日」5/5(土)は、今の旬ものということで
◆「五月の唯物観」
と、前回の「日本人の自然観」とのつながりで
◆「俳句の精神」
を読むことにする。
やるなかで少しずつ少しずつヒューマンネットワークがひろがっていくのが楽しみである。
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