サイエンスコミュニケーター宣言(148)
▼掘り起こした畑の土にもどこかぬくもりを感じる季節である。畔のペンペン草の白と緑がうれしい。空はぼんやり青空と雨雲を繰り返しながら季節はすすむ。そして、あれから一年だ!!
なんなのだろう。心に今せまる切迫感!
別に誰かに約束したわけではない。でもあの信じがたい「風景」を見ながら心に決めたことがあったはず。
それはなんだったのだろう。
▼明日10日に向けて石原純を読んでいた。やがて寺田寅彦・中谷宇吉郎につながっていった。
別の回路ではアインシュタインにつながり、そのアインシュタインがつねに書斎にその人の肖像画を飾っていたというファラデーにつながる。
明日はその「ファラデー」ラボで「石原純」を聞く。
▼そのことと、私が「日本理科教育史」を追ってきて、「これからの理科」にまとめた
(1) 文化としての「科学」を学ぼう。教えよう!!
(2) コンテンツに右往左往するだけでなくコンテクストを紡ごう。
(3) 21世紀の科学にふさわしいカリキュラムの作成を。
とはなにか深く関係するような気がしてならない。
▼どのように関係しているのか。どのようにツナガルのか?
それは話を聞きながら考えてみよう。幸いなことにたくさんの先達たちも集まるようだ。
その人たちからも学ぼう。
それは3.11以降に心に決めたことと深く関係しているはず。
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コメント
やっと定常的につながりそうです。みなさんによろしく。わたしは、3.11から原発・放射線へ。そして坂田昌一へ。そこからは、石原純そして湯川、朝永。『坂田昌一の生涯 科学と平和の創造』を読み始めました。
投稿: 鈴木 久 | 2012/03/09 06:21
鈴木 久さん
コメントありがとうございます。
いろんな角度から「これからの科学」「これからの理科」考えていきたいですね。
また、いろんな発見ありましたら教えてください。
宜しくお願いします。
投稿: 楠田 純一 | 2012/03/09 18:42