あきらめない!ヒガンバナ「種子」探し!! #higanbana
▼「ふしぎ!?」を寝かせる!それが私のよくとる戦術だった。
取り憑かれたように「ふしぎ!?」を追い続けてみる。でも、「ふしぎ!?」の先が見えなくなってしまうときがある。
そんなときは、寝かせるのである。そして、「ふしぎ!?」が醸成するのを待つのである。寝かせる期間はきまっていない、成り行き任せだ。再開するのは明日かも知れないし、一年先かも知れない。
ともかく、いちどは「丹生」を寝かせてみよう。
かわって、ヒガンバナの「種子」だ!!
▼今年の10/16(日)にフィールドから持ち帰ったヒガンバナの花茎を水栽培していた。
私は義親のようにこまめでなかった。ペットボトルをきってつくった花瓶に水を入れそこにほりこんだままだ。こまめに水を入れ替えたり、花茎をきっていったりしなかった。
ところが、ひとつだけ異変を起こしたやつがある。それは、神河町採集したやつである。そこは、10/16(日)の段階で既に草刈りが行き届いていて刈りとられている草むらから拾ってきたさきっぽだけの花茎だった。
すでに水は腐り始めているのかにごっている。そのなかに、子房部がわれ真珠のような白い輝きをもった玉が顔出しているをみつけたのである。もしやこれが、黒く輝く種子になるのでは…。
水を入れ替えてやろう。
▼今年のヒガンバナの「種子」探し、少し滞っていたがけっしてあきらめたわけではない。
人の手を加えての結実は、まだ進行中だろうし、自然結実のヒガンバナ探しは、今からである。
かろうじて子房部がふくらみかけた花茎も結実しなかったものは、枯れて倒れている。最初からその可能性なかったものは、当然倒れいる。
自然結実の花茎を探すには、とても条件が整ってきているのだ。
▼まもなく11月だ。葉はどんどん成長して畔を土手をヒガンバナがひとりじめする季節がやってくるだろう。
そのとき、なお佇立する花茎があれば、それこそ自然結実の可能性大だ!!
これからこそが「種子」探し本番だ!!
絶体にどこかにあるはずだ、多くの人が目にし、私自身もこの目で見たことがあるのだから。
フィールドに出よう!!
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コメント
返事遅れました。再度アップしました。間違いの指摘ありがとうございました。
投稿: 理科大好き人間 | 2011/10/28 21:26
>まもなく11月だ。葉はどんどん成長して畔を土手をヒガンバナがひとりじめする季節がやってくるだろう。
沖縄に移植した彼岸花は、花は咲かずようやく葉が出てきました。
「ひとりじめ」というところがキーワードで、沖縄ではこの季節でもプランターに植えた彼岸花の周りに、水さえ与えれば雑草が芽を出します。
特にマメ科?の植物は繁殖能力が強く、放っておいても1~2年もすれば木のようになります。
沖縄でヒガンバナが見られないのはこのあたりも一つの要因なのでしょう。
投稿: 津団 | 2011/10/29 00:58
理科大好きさん
コメントありがとうございます。
再アップのもの見せてもらいました。
この後どうなるのか楽しみですね。「結実」までいけばもうけものですね。
投稿: 楠田 純一 | 2011/10/29 15:02
津団さん
沖縄のヒガンバナ情報ありがとうございます。
そうですか。
なかなか面白いですね。強力な競争相手がいるということですね。土手でもあまり日当たりのよくないところのヒガンバナはあまり殖えていかないようですね。
日当たりがよすぎて、他の植物たちもがんばるところでは、これまた問題というわけですか。
あまりこうは考えなかったことなかったので面白い!!と思いました。
投稿: 楠田 純一 | 2011/10/29 15:10