ヒガンバナ「種子」探しの小さな作戦!! #higanbana
▼昨日の朝は、朝の散歩コースを変えて、かつてヒガンバナ「種子もどき」をみつけていた場所に行こうとした。しかし、途中で気づいた、その場所はほ場整備でなくなっていたのだ。失われた風景のなかを私は歩こうとしていた。
もっとずっと以前からなのにそのことに今さら気づくとは…。気を取り直していつもののびる葉の観察にもどった。
▼それにしても、ヒガンバナの「ふしぎ!?」を追いかけはじめて長くなったものだ。Webページを多くの人に教えてもらいながらはじめてつくったのは1998年4月だ。13年前だ。
そして、はじめてつくったWebページがヒガンバナのページだったのだから驚きである。
◆『ヒガンバナは今』(98年春~夏)
それ以来、毎年【ヒガンバナ情報】のページをつくり、「ふしぎ!?」をあの手この手で追いかけてきた。
その成果はと問われるとちょっととまどってしまうが、ひとつだけ自慢できるものがある。それは各地で同じくヒガンバナの「ふしぎ!?」を追いかける人のヒューマンネットワークだ。
▼たとえば「種子」探しをめぐってもいろんな方からの情報をもらった。
なかには、「種子」を手に入れるだけでなく、「発芽」させて実生で育てておられる方からの情報ももらった。
●『ガンバレ小さなヒガンバナ』の生い立ち(香川の蜂蜜さん)
●石川の植物(本多郁夫さん)の『ヒガンバナ』
こうなるとどうして自分でも、この後を追いたい!!
この手で!この目で!
ここまで来ると「こだわり」を通り越して執念だ。
▼とは言っても、ひとりではなんにもできない人間だ。いちばん最初の13年前の「ふりだし」にもどる。
「ふりだし」の相棒筒井さんと明日(16日)、作戦会議だ!
ヒガンバナ「種子」探しの小さな作戦!
小さな作戦はいっぱい集めると大きな戦略になることもある。
小さな作戦はずっとずっと続けることでひょっとしたら大きな「成果」になるかも知れない!
なにからはじめるかな。
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コメント
御無沙汰いたしております。ヒガンバナ探しをお始めになるとか…お役に立つかどうかわかりませんが、「理」の方ではない「情」の方でしか、物事を見れない私が気になることを記したいと思います。石川の本田先生のヒガンバナの画像(金沢城の犬走り?でしたか)の、ヒガンバナの根元の方を注視していただけませんでしょうか。ヤブランの類が見えませんか? 実は私、ヤブランに囲まれたヒガンバナの株の中で、子房の膨らんだのを見つけ、種子を2度ゲット。発芽はしませんでしたけど。発芽させたものは、後になって考えますと、今は病気で壊滅した株の中で見つけたものと、今は休耕田になってしまった田の畔で見つけたもの(水替え栽培で種子をゲット)です。この畔、今年は一本も咲きませんでした。球根はどうなったのでしょう? と思いながら、人様の土地ですから…。ヒガンバナは先を読み、可能性のある場所に、どうしても子孫を残したいと種子をつけるのではないか、などと思ったりしています。
投稿: 香川の蜂蜜 | 2011/10/16 07:21
蜂蜜さん
おはようございます。
貴重なコメントをありがとうございます。
昨日の「種子」を探す会でも参考にさせてもらいました。「ヤブラン」の件については、記憶しておきたいと思います。今後、どんな面白いことにツナガルかわかりませんので。
昨日の観察から、花茎がどこから枯れるのか。
水栽培はどのタイミングでおこなうのか。などが問題だということになりました。まだまだ「ふしぎ!?」はふくらむばかりです。
今後とも、いろいろ教えてください。
追伸*蜂蜜さんの「種の延命説」には基本的に賛成です。生命体にとっては絶体命題ですから…。
投稿: 楠田 純一 | 2011/10/17 07:22