ヒガンバナスポットin播磨巡りは楽しかった!!#higanbana
▼昨日は、大賀ハス植え替えから23週目であった。この度の台風で第三、第四の果托は落ちた。これで果托は一番最初のもののみが残るかたちとなった。葉の枯れはどんどん進んでいく。残ったわずかの緑で
栄養を生産し蓮根に送り込んでいるのだろう。
いよいよ楽しみにしていた「ヒガンバナスポットin播磨」巡りの日であった。
▼起点は、柳田国男生家・記念館である。生家前にも、一株のヒガンバナがちょうど開花していた。
一緒に行ったのは、【私の100人リンク集】の一番にリンクさせてもらった筒井俊明さんだ。
筒井さんには、ずっとずっとお世話になってきた。一緒にヒガンバナの「ふしぎ!?」を追いかけてきた。最近ではTwitterを通じてお世話になっている。
最初に向かったのは、夢前町であった。ここは比較的交通量の多いところで、忽然とあらわれる赤い松明の行列が見ものである。満開というのにはもう少しだった。同じ群生地でも、少し早めに開花し萎れかかっているものとこれからというものが混在していると感じるのは、ことだけなんだろうか。
▼その後、起点に引き返し、後のコースは筒井さんが考えてくださっていた。
最初に向かったのは神河町猪篠(いささ)の棚田である。今回の目玉のひとつが「棚田とヒガンバナ」である。
そこに向かうまでも、これはすごいというところが、何カ所もある。
ところどころで車を停め写真を撮った。
群生している場所の共通点をみつけようとした。ほとんどが、そこに川、溝がある。これは川が氾濫したとき流れ着いたものだろうと想像できる。
猪篠(いささ)の棚田に着いた。石垣のみごと棚田だ、ここにも上から下へと水が流れている。溝がつけられているが、その溝の近辺に集中して群生していた。棚田のてっぺんまであがった。そこにもヒガンバナは咲いていた。
誰がここまで運んだのだろう?やっぱり人だろうか。そうとしか考えられない。
なぜ、運んだのだろう。棚田の畔をモグラや鼠から守るためだろうか。
畑や田の猪がきをみながら、シロウトの推理をしてみた。畔にこれを植えることによって畑、田を守るということはなかったのだろうかと。
ともかく、ここは非常にひとのくらしを現在進行形で感じるところである。田畑もあぜもよく手入れされている。
そして、そこにヒガンバナが群生している。
人のくらしとヒガンバナのある風景がみごとにとけあっている。そんな印象をもった。
ヒガンバナ越しに見た空は青く高かった。
▼次の目的地へ峠を越えた、多可町スポットへ向かったのである。
中区も同じく川の土手・溝が流れているところを中心に群生していた。実りたる稲穂とヒガンバナはお似合いだ。
次にめざしたのは多可町加美区岩座神の棚田だ。ここの棚田は百選に選ばれているところとあって、観光地としてにおいもするところである。カメラマンも幾組か見かけた。ヒガンバナの大きな群生はみられなかった。
でも、手軽に棚田・稲穂とヒガンバナを楽しむのにはいいスポットだ。
▼最後に出かけた二カ所のスポットは、筒井さんが「全国彼岸花マップ」にすでに登録してくださっている場所だ。
◆多可町中区間子のヒガンバナ
ここは、赤、白、黄色のヒガンバナが同時に同じ場所でみられるというヒガンバナファンにたまらないスポットだ。
時期が少しずれていたために三色が同じ場所でということはなかったが、それぞれの色のモノは見られた。
黄色がとてもきれいだった。それしても「村おこし」にヒガンバナとはすばらしい。
新しい人とヒガンバナのつきあいがはじまっている。
◆ 東はりまフォルクスガーデン黒田庄
ここではシロイロヒガンバナを堪能させてもらった。非常に落ち着いた雰囲気のガーデンだ。
また、別の季節にもぜひ訪れたいと思った。
もうひとつ棚田をおと思っていたが、今年はあまり咲いていないということで断念した。
まさにヒガンバナ三昧の一日であった。
ほんと楽しかった!!
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