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新・私の教材試論(62)

Dscn7341▼8月がはじまった。やりたいことずっとならべて順番をつけてみる。
優先順序に従ってひとつひとつクリアしていく。それが予定通りいくなら、そう苦労することないのだろう。
ことは、常に「予想外」の展開を見せる。「自然」はそれが面白いのかも知れない。
 ひとつめの予想外は、大賀ハスだ。8/1は、今年、第四の開花の四日目である。
▼「あこがれの四日間」は、ルールがあった。三日間の開閉を繰り返して、四日目には、開きそのまま散ってしまうのである。これまで観察してきた大賀ハスの花はすべてこのルールに従っていた。いつの時間帯に散るかは少しのずれがあったが。
 だから私は計画をしていた。遅くとも午前中にはほぼ散ってしまうだろう。その後は、例の雄しべを数える作業と花びらの縦横を計測して、今年の大賀ハス観察に一区切りをつけようと。
ところが、散らないのある。一時間ごとに観察にいくが変化ない。風がけっこう強いときもあったのだが。
部分的には散ったが、最後まで行かない。夕方、周りが暗くなってもその姿をとどめていた。
なごりを惜しむがごとく。それでも就寝前にいくと、さすがに散っていた。「四日間」のルールは成立したのである。
それにしてもこのルール、「ふしぎ!?」なもんである。
▼もうひとつ「予想外」があった。思惑外れのことが、大賀ハス観察の待機のあいだに、もうひとつの「ふしぎ!?」を楽しんでいた。例のオニクマムシの観察である。発見時はせわしなく活発に動いたクマムシのようすが、少し変化していた。緩歩動物の名前の通りの動きになっていた。何時間みていてもあきない!!面白すぎる。
少し自信が付いてきていた。「もう、どこでも自信を持って、高確率でクマムシを見つけることができる」
 ところが、別の場所のコケから次々とみつからないのだ。
 自信を失いかけると、また例のオニクマムシを見た。まちがいなくここにいたのだから、ではもう一度チャレンジしようとなるのである。自信をいつも回復させてくれるきやつにいつしか名前をつけていた。
「オニクマ1号!!」と。
▼次なるクマムシをやりながら、だんだん気づいてきていた。
クマムシもたしかに面白いが、さがす過程でみる数滴の水の中のなかの「生き物の世界」がより面白いのだ。
こんなにもたくさん生き物が、あのコケのなかに生きていたのか!!驚きである。
これは、まちがいなく「すぐれた教材」だ!!
同時に読みかえしていた『クマムシを飼うには』(鈴木忠・森山和道著 地人書館)のなかでも、森山和道さんおっしゃっている。

今日見ていて思いましたけど、教材として面白い(笑)(同書 P160より)

まったく同感である。
 著者のお二人が、共通して引用されている。
イギリスの詩人ウイリアム・ブレイクの言葉!!
一粒の砂に世界を
一輪の野の花に天界を見る
あなたの手のひらに無限を
ひとときに久遠をとらえる

いいな、実にいい!!
どんなに時間をかけてでも教材化したい。そんな願いが強くなっていく。

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