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足元にすむ小さな怪物=クマムシに出会おう!!

Dscn6646▼昨日の朝、私はここに「今日は大賀ハス開花観察休憩日」と書いた。
しかし、それは間違っていた!!
Dscn6662実は、早朝見たときには、第四の大賀ハスの花びら一枚が本体から離れようとしていた。しかし、少し早い、花茎もまだ、第二、第三ほどにのびてきていないしと読んでいたのだ。少し休憩日が欲しいという願望も手伝っていたのかも知れない。
 でかける前には、例のお椀の形にまで開いていた。第一日目は、赤みがかっている。第一日目は第一日目なりの美しさがある。今年4度目の「第一目」であるが、何度見てもすばらしい!!
感動である!!
▼ほんと今年の夏休みは贅沢である。感動は大賀ハスだけではなかった。
「クマムシ」もである。大賀ハスの連続開花観察で、そちらに時間をかけているあいだにも、クマムシ観察の方もすすめていた。ほぼ確実に「ここにはいるだろう」と予測して、実際に見つけることができるようになりつつある。
 勘どころがわかってきたのだ。そうなるとますます面白くなってくるのである。
昨日も少し寝かせておいたペトリ皿のなかに、クマムシをみつけた。
昨日見つけクマムシくんは、ちょっといままでみつけたやつとちょっとちがっていた。
デカイ!!のだ。今まで見つけていたのは、白く透明に近いやつで顕微鏡でその姿を拡大してその面構えを見ていた。今回はちがっていた。最初にみたときは「別のイキモノ」かと思ったぐらいに大きい。色もオレンジ色していた。20倍の双眼実体顕微鏡で充分に見ることができる。
これが、きっとオニクマムシだ!!
▼2冊の本をひっぱり出してきて確認してみた。
◆『クマムシを飼うには』(鈴木忠・森山和道著 地人書館)
◆『クマムシ?!』(鈴木忠著 岩波科学ライブラリー)
この2冊の本との出会いのことを、三年前の夏に書いている。そうだ!!
大賀ハスと熊楠に出会いにいくときだっただ。
それから3年がかりで、やっと我が家の足元にすむクマムシに出会ったのだ。
授業「動物の世界」の導入に使った。昨年の夏には、理科ハウスの山浦さんに双眼実体顕微鏡持参で見せてもらった。今年の「理科ハウスの空気を吸う会」でも見せてもらった。
 私はどうしても我が家の自分の足元のコケにすむクマムシと出会いたかった。
それが、3年がかりで実現したのだ。
 オニクマムシは、緩歩動物というわりにはせわしなく動いていた。8本の足を忙しく動かして、からだふりふり絶え間なく動いていた。どうやら「狩り」をしているようだ。これだけからだを動かすためには、それだけのエネルギー源が必要なんだろう。大食いのようだ。
 それにしても驚くのは、クマムシだけではない。数滴の水の中にも多様なイキモノがいるということだ。クマムシの狩りが成立するぐらい多様なイキモノが!!
▼これでやっと言える大きな声で。
「この夏 きみの足元にすむ小さな怪物=クマムシに出会おう!!」
熊楠が我が家の柿の木に新種の変形菌を発見したように。
「大発見」は、最も身近にあるものだ!!
「クマムシ」教材化への道が開けていくようだ。

さあ、今日も別の場所に住むクマムシに出会ってみよう。


 

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