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サイエンスコミュニケーター宣言(42)

Dscn2732▼大賀池に立ってから一週間を経た。我が家の観察池の大賀ハスは、植え替えから12週目であった。
花蕾は大きくふくらんでいき、「あこがれの4日間」へ近づきつつある。その花蕾を覆ってしまいそうになるぐらい葉の成長も盛んである。たくましくそだつ葉の茎をみていて、あの象鼻杯のことを思いだした。葉の茎に蓮根と同じように穴があいているのだ。あれは何なのだろう。蓮根の穴の続きなのかな。なんのため!?
「ふしぎ!?」はいつも唐突にやってくる。
▼「ふしぎ!?」は同時並行で次から次へとやってくるものだ。梅雨が明け、真夏日の昨日、その炎天下の下、墓
掃除に出かけた。日射しはきつく、ヤブ蚊は出てくるはその作業は苦行としか言いようのないものである。ところが比較的がそれが楽しい作業に思えた。なぜか。
それは、墓掃除の作業と同時並行でコケの「ふしぎ!?」を追いかけていたからである。
なんと、墓にはたくさん種類のコケが生えているのだろう。石碑にも、ちょっとしたすき間にも。それはまるでコケの「宝庫」のようだった。
 また夕方からは、ヒメボタルの「ふしぎ!?」にであった。
▼そんな「ふしぎ!?」を追いかける「私の科学」のあぶり出し作業続けよう。
・「科学」はサイエンスコミュニケーションから生まれる
に気づいていったのは、ネットの世界でいろんな人と出会い、いろんな人の「私の科学」から学んだからだろう。
 しかし、やっぱりいちばん大きいのは、私のサイエンスコミュニケーション最前線=授業から学んだからだろう。
授業で生徒たちと一緒に「ふしぎ!?」追いかけるがいちばん楽しかった。
▼歴史を追いかける作業、少しジャンプしてみる。
「常民の科学」から、いっきょに「等身大の科学」へ。
あまり、ゆっくりとやっていると何をしているのかわからなくなるから。作業自体の目的を見失いそうになるから、抜けているところは、あとから補足しよう。
 核心へ一挙に一度ジャンプしてみよう。
「等身大の科学」
とてもいい。自分が追い求めてきたものにピッタリだと思った。
これなら、全ての授業にも有効であると思った。
「等身大の科学」とはなになのか。先達の言葉を借りよう。
何度も引用させてもらっているあれである。
◆『寺田寅彦と現代~等身大の科学をもとめて~』(池内了著 みすず書房 2005.1.25)

 ここに、科学の有りようについてのヒントが隠れているような気がする。日常身辺の現象を新しい眼で捉え直すことである。私はそれを「等身大の科学」と呼んでいる。サイズが等身大で、研究費も等身大で、誰でもが参加できるという意味でも等身大である科学として、気象や気候、生態系、地球環境問題などを対象とするのである。これらはすべて「複雑系」であり、多数のデータを何年にも渡って集積する必要がある。また、これらに共通するのは「循環するシステム」という点であり、循環の意味をじかに経験するには好適である。(同書「第四章 科学・科学者・科学教育」 p110より)

この後、この「等身大の科学」の歴史を、そして3.11後の「これから」の「等身大の科学」にふれてみたい。
 急がねばという気持ちと、ゆっくりていねいにという気持ちが拮抗し共存する。
歴史は遡行はしない。

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