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新・「自由研究」のすすめ試論(33)

Dscn4551▼大賀ハスの観察に夢中になっているあいだに、ずいぶんと時間が過ぎてしまっていた。
「あこがれの4日間」の翌日、その観察池をほんやりと見ていると、今年第二、第三の大賀ハスがものすごい勢いで成長してきているのに気づいた。花茎は一日で10㎝以上のびてきている。
▼すごいスピードで変化しているのは、大賀ハスだけではなかった。世間も刻々と大きく変化してきている。
いつのまにやら、夏休みだ!!
 私の夏休みはこれまでとは、ちょっとちがった夏休みになりそうだ。
サイエンスコミュニケーターの夏休みだ。
考えてみれば、私はもうすでに「自由研究」をはじめていたのかも知れない。
今年の計画に「大賀ハスの観察」は入れていたのだから。
▼持論を繰り返す。
・大人もぜひ「自由研究」をすべきである。
・はじめに「私の科学」ありきの自由研究を
 今のニュース、新聞に目をやれば明らかである。「科学」と「くらし」がどれほど密接に関係しているかは。
もっと言えば、自分たちのいのちやくらしを守るために、「科学」が必要だ。
それも「他人の科学」でなく、新しい「私の科学」が。
もう、他人の「科学」を鵜呑みにするのはやめよう。
▼新しい「私の科学」をつくり出していくには、「自由研究」はとってもいい方法なんだ。
ずっとずっと「ふしぎ!?」に思いつづけていることひとつやふたつあるはずだ。
「今さら」にせずに、それがとっても大事なんだ。
「アカソナキヤ方式」とはそうだったんだ。
「アタリマエ」と思ってきたこと。
「カンガエテミルト」「ふしぎ!?」だ。
「ソウイエバ」テレビで新聞でWebで言っていたな。
「ナントナク」私の科学では、そうなるはずだけど、やってみよう。調べてみよう。
「キットソウナル」はずだ。
「ヤッパリ」そうか。ではあれはどうなっているだろう。「ふしぎ!?」はふくらむ。
大人の自由研究もやっぱり等身大の「ふしぎ!?」を追いかけるのが一番だ。
これからの生活と科学もういっぺん見直してみよう。
21世紀を生きていくためにも。
▼そんな大人の「自由研究」がきっと子どもたちにいい影響を及ぼすだろう。
親子の共同研究も面白いかもしれない。
今日の「自由研究」のすすめは、
たかが「自由研究」 されど「自由研究」
21世紀の新「学問のすすめ」なんだ。

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