最後の授業を構想する。
▼月日が経つのは、なんと早いものだろう。今さらのごとく気づく。
そのつもりでいたはずだが、いざ経ってしまうと「そうなのか!!」とあらためて気づくのである。定点観測で時の経つのを測っている。大賀ハスは、今期植え替えから51週目をむかえていた。
52週目の来週、「観察池」をひっくりかえして、蓮根を掘り出す予定にしているが、時間がなければ、一週間は延命させるかも知れない。
▼もうひとつの「定点観測」のヒガンバナにも、春のお彼岸が訪れていた。「春の彼岸にもヒガバナが咲く」と思っているという人がいると聞いたことがある。
この花の一年をかけたみごとな「戦略」を知るとき、そんなバカなことが、と思うのだが。
人ごとではない、「私の科学」もその程度のものである。
知ることのはじまりは、「観測」「観察」からである。
▼気づけば、授業はあと一時間となってしまっていた。
やっておきたいこと、やらなければいけないこともいっぱいあるような気がする。
しかし、一時間という時間のなかでは限界がある。
まずはならべてみる。
・花こう岩(深成岩)が山をつくる「ふしぎ!?」
近畿地方の地質図
・プレートの動き
・私たちはどこにくらしているのか?
・近畿トライアングル
・現在進行形の「動く大地の物語」
・これから
・自然科学と防災・減災
・くらしと科学の「ふしぎ!?」
・「ふしぎ!?」を追いかけることの面白さ
・「ふしぎ!?」を追いかけるためには
…
うーん、やっぱりありすぎる。
もう少し「整理」しよう。
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