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やっぱりこんなときは、真壁仁の「峠」だ!

Dscf7032▼昨日は、なんとなく忙しかった。今日に卒業式をひかえ、どこかこころが急いでいた。
「卒業」
なんといういろんな思いの詰まった言葉だろう。
詰まったなかみの多様性ということではベスト3には入るだろうな。
卒業式の会場に向かう渡り廊下のすぐ側のハナミズキが、暮れかかった空にきれいだった。
▼自分の感情をうまく言葉にすることができないときは、言葉のプロたちの助けを借りるにかぎる。
こんなときは、私は、やっぱり
真壁仁の「峠」だ!
ひとつの詩の中でも
いちばんのお気に入りは、少しずつずれる。
今は、

峠にたつとき
すぎ来しみちはなつかしく
ひらけくるみちはたのしい。
みちはこたえない。
みちはかぎりなくさそうばかりだ。

さあ、卒業式に向かおう!

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コメント

皆様のご卒業、おめでとうございます。
先生も中学校という場からのご卒業ということになるのでしょうか…

当地の公立中学の卒業式は明日(11日)、
小学校の卒業式は18日です。
これから巣立っていくお子さんたちに、
新たな場所へ旅立つ皆様に、幸多かれ。

投稿: いっちゃん | 2011/03/10 09:30

いっちゃん
お祝いメッセージをありがとうございます。
今度は、私自身の「卒業」に向けて準備をしていきます。

投稿: 楠田 純一 | 2011/03/11 05:31

真壁さんは、私の父たちが育まれた東北の詩人です。私のふるさと秋田は北方自由教育が戦前から芽吹いた地域で、戦後、私をも包んでくれた生きる力です。

投稿: じゅん | 2011/03/18 09:24

おはようございます。
コメントありがとうございます。
私は、東北が大好きです。
なにしろ新婚旅行地は東北一周にしたぐらいですから
「風景」「そこを流れる空気」
そして、東北の人たちからたくさんを教えられてきました。そのひとつが北方教育であり、生活綴り方運動です。くらしと科学が交差するところにそれはありました。これからも学び続けたいと思っています。

投稿: 楠田 純一 | 2011/03/19 05:56

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