「地域」は教材の宝庫だ!!
▼啓蟄前日、3月5日は、私にとってちょっと特別の日となった。まずは、定例のふたつの定点観測である。
植え替えから49週目の「大賀ハス観察池」は、水であふれていた。
この「観察池」が、降雨測量計の役割もしていた。一時は、水を補給してやろうかと思ったぐらいなのに、今はいっぱいだ!それだけ天からの循環が多くなってきたということだ。
▼天気がよかった分、少し寒かった。しかし、ヒガンバナはその寒さもなごり惜しんでいるようであった。
もう自分だけの天下ではないのだ!!
まさにこのヒガンバナの一年間を写真でまとめた拙文が、雑誌『自然保護』に記載された。
読んでいただいた方から、うれしいコメント・メッセージをいただいている。
ありがたい!深謝!!
たった一株のヒガンバナにこだわっても、多くが見えてくる。
やっぱり、自然は最高の教科書だ!!
▼その「教科書」のページを昨日めくった。
地域の方の案内で、「地域」を見て回ったのだ!!
案内人が名案内人であることはもちろんなんだが、あらためて校区(地域)の自然を見て回って感動した。
そこは、まさに教材の宝庫だ!!
このアタリマエのことを再認識した。
▼もう、四半世紀以上前に書いた拙文がある。
■生活台をまるごととらえる営みとして
~「地域の自然」を学ぶもうひとつの意味~
今、読み返すと少し恥ずかしい。赤面である。
しかし、今と同じことを書いている。
「地域の自然」こそ、至高の教材であると…。
・動植物
・樹木
・山崎断層帯
・岩石
・地層
・姶良火山灰
・ヒメボタル
・北緯35度線
・緑色
・川と地形
・水害
・防災、減災と教育
あげればきりがない。
「地域」にこそ教材はある。特別の意味をもってそこにある。
「教材」で学ぶ者の「くらし」もそこにあるのだから…。
| 固定リンク
コメント