【授業】この授業の究極のねらいは…
▼誰がいつ作ったのかわかない。たまたま理科室以外のところでみつけたこの地の「立体模型」。気に入ってしまった。ここのところ授業にいくときには持っていって使わせてもらっている。
見ているだけで実に面白い。いろんな角度から見てみる。
「山崎断層」もみごとにみえてくる。
生徒たちがくらす大地の地形が見えてくる。
▼今だったら、それこそパソコンソフトを使えば瞬時に表示されるものかも知れない。
このあと、私も時間ができしだい挑戦するつもりである。
しかし、この時間をかけての作業の結果完成したアナログ「立体模型」では、感動の度合いがちがうだろうな。
「ナルホド!!」の度合いもちがうものなんだろう。
▼授業が、最終ラウンドをまえに、一区切りついた。
何度でも、自問自答しておこう。この授業の究極のねらいは…。
「大地の動きを「現在進行形」でとらえよう」
と呼びかけている。
その「大地」とは「大地」一般ではない。教科書のなかにある「大地」ではない。
今、自分が立つ「大地」だ!!
なぜ、「現在進行形」でなければいけないのか。
それを、遠い遠い「昔話」に終わらせてはならない。
▼なぜなら、この「動く大地物語」のアタリマエのこととして、
明日にも大きく動くかもしれないのだから…。
どこまで、実感をともなって「ナルホド!!」と考えられるか。
ここが勝負だろう。
これこそが究極のねらいでもある。
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