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【授業】私の「液体窒素物語」・最終章(2)

Dscf6128_2▼気を取り直し、再度書き込む。
昨日は、久しぶりに緊張していた。最後の液体窒素を使っての授業ということで。
授業としては、物質の探検の授業としては、その三部作「気体」「三態変化」「溶解」とすすで、「溶解」の方も終わりかけている。この液体窒素を使っての「三態変化ダイジェスト」の授業は年を越してのおあづけとなっていたのである。私にとっても久しぶりの実験である。やり直しができない、一回限りの授業である。
そんなこともあって、なおさら緊張していたのである。
▼以前にここで使っていたプリントを利用した。
一応定番メニューを作っているのである。まず最初は窒素の「融点」「沸点」の確認である。
そして、現在の教室の温度と、そして「-273℃」と。帯グラフを書いてみる。
「固体ブルブル」「液体フラフラ」「気体ビュンビュン」と温度との確認である。そして、まずは各班の机の上にこぼしてみる。玉になって流れる窒素、それはまるで熱い鉄板の上の水のようだ。
温度差を考えれば、そんなものなんだ。もう、これを見るだけでも液体窒素の実験をやる価値がある。
Dscf6129▼次は、せっかくの低温の世界である。なかなか「液体フラフラ」から「固体ブルブル」へも見ることができないものでやってみることにする。そして、ここでも水の「ふしぎ!?」をやっておきたかった。
試験管に水をいれ、瞬間に氷をつくる。それを液体の水に浮かべてみる。
これは、実は物質の世界では異様なことだ。
エタノールの氷をつくった。そして、その氷を液体のエタノールに入れる。沈むのだ!!
これがアタリマエなんだ。だって「液体フラフラ」が「固体ブルブル」になるんだから、体積は小さくなる。密度は大きくなるのがアタリマエ。ひとつだけでは強引すぎるかも知れないが。
これを見せたかった。こうだ!!と見せたかった。しかし、なかなか試験管から取り出すのに手間取ったり、すぐに融解してしまったりしてそれらしいものしか見せられなかった。
後で、気づいたがエタノールの融点は「-115℃」だ。瞬間であることもあらためて納得だ。
▼次は、臭素管だ。
減圧したものと、そうでないものとでやった。色のついているのでなかなかよくわかる。目の前で「固体」「液体」「気体」と変化するさまを見るのも感動ものだ。納得もできる。
そして、いよいよメインである「液体の酸素」だ。
あの青色の液体酸素を見ることは、これ以後の物質観を変えることになるだろう。
それが、今ひとつうまくいかなかったのは残念至極である。
▼後は定番実験で、「低温の世界」を楽しんだ。
「ブタン」「バナナ」「花」「ゴム管」「テニスボール」等々…。
残念なところもあるのだが、ともかく「私の液体窒素物語」はこれで終わりである。
ほんと「液体窒素」には、ずいぶん楽しませてもらった。

今度、これを見るとしたら、どこで見るかな。
それも楽しみだ。

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