授業【三態変化】を構想する。
▼師走に入って、校舎の北側のケヤキの樹の葉はすっかり落ちてしまった。「雲見」定点観測地からの空は、まったく雲はなかった。天気表にひさしぶりに「快晴」のマークをつけた。
ケヤキの樹の葉に、最後までしがみついている数枚の葉がある。
強い北風が吹けば落ちてしまうだろう。
青葉茂れるころを思い出し、残像にしがみつくがごとく。
思わず「ガンバレ」のエールをおくる自分がいた。
▼授業は期末考査で一時中断である。その間に、【気体】の次の【三態変化】を概観をしておく。
少し、具体的な一時間一時間まで。
見えないけど、確かに存在する物質「気体」。
その物質としての「気体」の存在をより確信的していく単元でもある。
流れる酸素を目にすれば、物質観は変わっていくだろう。
鉄の「気体」の存在を確信をもって言えるようになったら、物質の世界はより豊かになっていくだろう。
そんな展望をもってみていきたい。
▼この単元は、昔から大好きな単元である。
授業をやりながら、自分自身も物質の見方がかわっていくのを実感できるからだ。
「記録」も、比較的残している。
◆【三態変化】
等を読み返しながら、授業を構成している「実験」をバラバラにひっぱり出してならべてみる。
そして、あらたな文脈でもって、取捨選択しながら再構成を図る作業にかかる。
・スライム
・食塩の融解
・鉛の融解
・質量保存と体積変化
・ふうせん2題で「液体→気体」体積変化
・過熱水蒸気でマッチに火を
・三態変化ダイジェスト「液体窒素を使って」
等々
あのケヤキの葉が落ちてしまわないあいだに…。
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