2010『私の読んだ本ベスト3』!!(番外編)
▼冬至過ぎて二日目の朝、いつも校庭散歩が終わりの頃、やっと日が昇りはじめた。観察した位置からみるとちょうど「山崎断層」の位置である。なんという偶然であろう。
偶然と言えば、X'masイブの昨夜も、もうひとつの偶然があった。私のところにもサンタさんがやってきた。
私から私へのX'masプレゼントとして発注していた『世界で一番美しい元素図鑑』(創元社)が届いた。
ともかくよく売れているらしい。欲しいと思ったけれどすぐには手に入らなかった。
X'masプレゼントか「お年玉」かどちらかになるようだった。数日前にもう発送準備OKというメールが来ていた。
ところが、なかなか来なかった。これは、X'masプレゼントにするためのサンタさん配慮だろうか。
ともかく、私のところへもついにサンタさんがやってきた。
▼箱を開ける間ももどかしく、それを開いてみた。
うわさ通りである。
『いかなるものも、無に帰することはありえない。万物は分解されて元素に帰する。』(ルクレティウス『事物の本性について』(紀元前50年))
なんということだ!!
今、すすめている「物質探検」の学習にピッタリではないか。
このルクレティウスからはじまっていることが、どうしてもこの本を手元に置いておきたいと思った動機のひとつである。ページをめくっていく、どのページでもきれい写真に見入る。
読むのでない。見入るのである。繰り返し、繰り返し…
いっぺんに見終わるのがちょっともったいないという気分になる。
周期表が「物質探検」の旅の「地図帳」だとするなら、
これは「物質探検」の旅の世界一美しい「ガイドブック」
そして
21世紀の原子論者!必携の「ガイドブック」
繰り返し、繰り返し見入ることになるだろう。
▼この本を見ながら、本棚のあの
◆「21世紀の原子論者!」必携の書!
『元素の事典~どこにも出ていないその歴史と秘話~』
(山崎昶編著 医学評論社)
ひとつの元素で見比べてみるとこれまた面白い!!
こちらの「事典」の方は、より豊かにその元素に関する物語が書かれている。
この「図鑑」と「事典」、それに「地図」(周期表)があれば、「物質探検」の旅は万全である。
2010『私の読んだ本ベスト3』!!の続きを書くべきところが、サンタさんが来たためにとんだ番外編になってしまった。
<つづく>
| 固定リンク
コメント
その本興味あります>「世界で一番美しい元素図鑑」
連れ合いが本屋さんでパンフもらってたんですよ。
私は少し前に出た本ですが、
http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-70278-0
を買っています。
もう少ししたら子どもたちに見せる予定です…ネタに走ってますね、私(汗)
今年のサンタさんは、かわいいルコックのパーカーやJR東海関連のトートバッグを持ってきています。
本当はDSが欲しいみたいですけどねぇ…
Wiiにしても、大人がハマってしまいそう。
投稿: いっちゃん | 2010/12/25 11:59
いっちゃん
おはようございます。
「世界で一番美しい元素図鑑」
は絶対におすすめですよ。周期表ではないが、ぜひ一家に一冊!!。をお薦めします。
これ何?と出てきたら、これをあけるといいのでは
118たったこれだけのもので世界ができているなんて「ふしぎ!?」。
>私は少し前に出た本ですが、
http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-70278-0
を買っています。
さすがですね!!
今の子どもたちにはこちらの方が受けるのかも
でも、あえて私はぜひ「大人用」をぜひ薦めたい。
おじいさんサンタさんは、今年はなにもしなかった。
来年こそは!!
投稿: 楠田 純一 | 2010/12/26 06:24