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【授業】実験に「失敗」などない!!

Dscf4358▼昨日、土曜日は定例観察の日である。今、定例観察を続けているモノは二つある。ひとつは大賀ハスである。あの蓮根を掘り出して植え替えをしてから、37週目である。なんの特別の変化がある訳ではない。枯れた葉が水面に浸かっているだけである。ずっと浸かっている葉は腐り始めているのかカビのようなものがひっついている。
水面下の土壌はふっくらと膨らんでいるようにも見える。そこにはどんな「蓮根」がいるのだろう。そこに変化はあるのだろうか。
Dscf4356▼もうひとつの定例観察は「遅れん坊」ヒガンバナだ。師走の上旬だ、いくら「遅れん坊」と言えども、もう花茎の姿かたちはないだろうと思って行ってみた。しかし、なんとまだ花茎はあったのだ。そして、ほんとうにわずかながら花茎の下の方には「みどり」を残していた。この「みどり」は生きていることの証しにほかならない。
2つの定例観測が教えてくれる。生きているとは変化し続けること。
▼授業『気体』が終了したところで、例によって『物質探検』と一緒にして、生徒に授業の感想文を書いてもらった。ひとクラス分だけが出てきた。
読ませてもらっているとすごく面白い。そしてうれしくなってくる。
さらに確信をもってくるのである。
実験に「失敗」などない!!
と。
▼『物質探検』『気体』の単元はいずれも、物質そのものを扱う学習である。
可能なかぎりその「物質」に出会わせたい。
実際に見て、手に触れてみて、実験をしてみてわかることがいっぱいあるのだから。
可能かぎり実験を多く取り入れた。
生徒の感想にも、やっぱり「実験」に関するものが多くあった。
・ものを燃やす実験で砂糖を燃やすとキャラメルになるのが少しびっくりしました。食塩は燃えず、食塩が飛んだりしました。
・身近なものが気体になったり、とても面白かったです。
・薬品やガスバーナーなどと危険なものを使っての実験などが多くて、ちょっとこわかったけど実験がとても楽しくできました。
等々と
「面白かった」「楽しかった」「よくわかった」「「ほんとふしぎだと思った」等の言葉がつづく。
▼想定した通りのことがおこり、それを実際に確かめるのが「実験」である。
確かにその通りである。
しかし、それだけではない。
実際に実験をしてみると、想定外のこともあるのである。
安全面には十分に配慮しながらのことではあるが、
想定外のことが起こっても、それは「失敗」ではない。
そこに「大発見」があり、次なる「ふしぎ!?」が生まれるのである。
マッチ一本擦るのも、生徒にとっては「大実験」になるのだ。
セレンディピティはそこに訪れる。

さあ、『三態変化』の実験の準備をしなければ…。


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コメント

「想定外」のことにこそ、「なぜ?」があるんですよね…
そこまで思いをいたすことが出来ればいいんですが。

こちらは、上の子が総合学習で「酸性雨」をテーマにしちゃったようです。
どうせやるなら、SOxやNOxから説明を起こそうかなと思っているのですが、
さて、どうしたものか。
かつてドイツの「黒い森」がどうなってたかなど、
見せてやるのは簡単なんですけどね。

投稿: いっちゃん | 2010/12/12 15:30

いっちゃん
おはようございます。コメントありがとうございます。

子どもたちが持っている等身大の「ふしぎ!?」を科学に繋げていくのは面白い営みです。

 総合の学習、すごいテーマに挑戦されるんですね。
どのように物質をイメージされているのかな。
私には、むしろそのことに興味があります。
「自然は最高の教科書!」
「子どもは最高の指導書!」
を思い出しました。

投稿: 楠田 純一 | 2010/12/13 05:32

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