授業ノート<ふりかえり>がやっぱり面白い!!
▼今朝起きたら、まずはあの金星と月のツーショットを楽しいみたいと思っていた。さらに寄り添ったみごとなものが見ることができるだろうと期待していた。Twitterだつぶやきながら、これぞ早朝【星連】 #hosiren と思っていた。しかし、それは昨夜からの雨で実現しなかった。昨日の朝、人まねでなんの準備もせずそのツーショットの姿をフォーカスしておいた。ぶれて写真としては話にならない。
しかし、それは二度とないその瞬間の「記録」にはなる。
▼「記憶せずに記録する」は、今はなき梅棹忠夫先生が名著『知的生産の技術』のなかでいった言葉である。
それは、授業ノートに応用できることだった。
今年からの授業ノートには、<ふりかえり>を入れた。
一時間の授業を終えたあとに、その一時間の授業をふりかえっての一口感想・コメントを「記録」するのである。
たったそれだけで、授業ノートは「世界でたったひとつの貴重なノート」になるのである。
▼その授業ノートを期末考査期間中を利用してみせてもらった。
2学期も終わりに近づいた今では、完全に定着していた。
もう一時間の授業が終わったら<ふりかえり>を書くことはアタリマエになっているのだ。
もちろんそのときに書いたものばかりでない。
まとめてというケースがあったり、テスト調べの時に思いだして書いた例もあるようだ。
それでも<ふりかえり>という「記録」の有効性は失われない。
▼少し時間をかけて、ここ何時間かの自分の授業をふりかえる意味も込めて、生徒たちの授業ノート<ふりかえり>をみせてもらった。
思わず、なるほどと膝をうつことしばしばである。
実に面白い!!
その実験の価値を再認識させられたり、思わぬ「大発見」をしていたり
セレンディピティとはこんなときにおとずれのでは思ったりもする。
次の授業ではどんな<ふりかえり>を書いてくれるだろう。それが楽しみでもある。
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