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【授業】やっぱり「アンモニアの噴水実験」は最高!!

Dscf4233▼昨日の朝の金星はすばらしかった。明けの空に輝くその姿は、この星の「ふしぎ!?」をもっと知りたいと願うのはあたりまえのこと。それだけの説得力をもつ輝きである。
だからよけいに「あかつき」のことがずっと気になる一日だった。
▼授業は「三態変化」に少し入ったものの、「気体」を残していた。
アンモニアだ!!
理科室に入ってくるなり、もうにおいに気づいた生徒もいる。
「やあ、あの公園の使うてない便所のにおいや!」
「目にくるな」
ナルホドの反応である。
においで「記憶」しているのだ。においの刺激というのは記憶回路と近いのか、鮮明なものがあるようだ。
▼ここは、やっぱりアンモニアの噴水実験だ!!
定番中の定番である。
これまでにやったことのある「中学校実験観察ランキング」でも必ず上位にあがってくる実験である。
そこには、すぐれた教材の「3K(感動・簡単・きれい)の法則」を満足させるものがある。
いったい、いつ誰がこの実験を開発したのだろう。
そして、いつから定番中の定番の位置を占めるようになったのだろう。
その開発史を知りたい。
▼アンモニアがフラスコに充分にたまるまでに、アンモニアが水によくとけることにふれて、魚がアンモニアの「おしっこ」をする話をしていた。
 体に有害なアンモニア、でも食べれば絶対につくられる、アンモニア!
それをいちはやく体外へ出すか。大きな課題だ!
ところが、水中に生活する魚たちにとっては「水洗トイレ」のなかにいるようなもの…。
少し寄り道だ。
 そうしているあいだに、アンモニアはあふれるばかりになっていた。
▼スポイトから、水を入れる。
勢いよく水が噴き上げていった。そして、フェノールフタレインのために赤くなる。
やっぱりみごとだ!最高だ!!

考えてしまうな。
誰が? いつ?
 

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