« 【授業】見えないけれどある気体の「ふしぎ!?」 | トップページ | 【Web更新11/28】10-46【気体】新設! »

今、私にとっての「科学」とは?

Dscf3999▼家で、父の33回忌の法要をした。ここのところずっと家の行事が続いた。それも、やっと一段落したかというところである。土曜日だから、大賀ハス観察の日だった。
植え替えから、35週目である。特別に変化はないように見える、葉に着いた霜が朝日に輝いている。水面に折れ曲がった葉が浸かっている。こうして、朽ち果て次の世代の肥やしとなっていくのだろう。
Dscf4023▼もうひとつの観察を続けている「遅れん坊」ヒガンバナ。
それを見に行けたのは、昼をかなりすぎてからであった。花茎の根元から伸びるは日に日に成長しているようである。すべてのヒガンバナを通った道を「遅れん坊」も追いかけているのだろう。
▼昨日、すごく気になる行事ごとがもうひとつあった。
理科ハウスでサイエンスカフェ「もしも寺田寅彦がここにいたら」が池内了先生を招いてやられていたのだ。
遠方で行われる会に参加するとなると、たいそうな話になる。
しかし、これはどうして参加してみたいという願望があった。
それには、私なりの理由があった。
それは、池内了先生の『寺田寅彦と現代~等身大の科学を求めて~』を読んだからである。
▼池内先生の書かれたものを少しずつ読むようになっていた。また寺田寅彦についても以前から興味はもっていた。しかし、この著を読むまでは、興味を持っているという程度であった。
ところがこの著の第四章「科学・科学者・科学教育」を読んでから少し様子が変わってきた。
コレダ!!と思った。
ずっとずっと思ってきたことが、ここに書かれていると思った。
浅学無知な私には、言葉にできなかったことが、ここにしてあった。
理科教師は何をすべきなのか。ここに書いてあったのだ。
池内先生の提言する「等身大の科学」「新しい博物学」とはを生で聞いてみたかった。
▼行けなかったかわりに青空文庫で寺田寅彦の文章をいくつか読み直してみた。
どの文章も、読み返す度にナルホドと納得する。
理科教師の私には、示唆に富むものばかりである。今回、特になるほどと思ったのは
◆科学者とあたま(寺田寅彦 青空文庫)
◆研究態度の養成(寺田寅彦 青空文庫)
などである。
時空を超えて響いてくるのである。
そして、自問してしまうのだ。
「私にとっての「科学」とは?」

奇しくも今日、11月28日は寺田寅彦の誕生日(1878年(明治11年))であるという。

|

« 【授業】見えないけれどある気体の「ふしぎ!?」 | トップページ | 【Web更新11/28】10-46【気体】新設! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今、私にとっての「科学」とは?:

« 【授業】見えないけれどある気体の「ふしぎ!?」 | トップページ | 【Web更新11/28】10-46【気体】新設! »