授業ノート<ふりかえり>に学ぶ!!
▼今日は、二十四節気の霜降(そうこう)である。そう言われてみると、そんな季節だなあ!と納得する。
この節気にふれたびに感動してしまう。
なんとみごとな「自然」の読み取りであろう!
生産と労働とくらしのなかから生まれた「自然」の読み取り方法だ。そして、言葉に昇華させておいて未来予測にまで使っていく。
みごとな「常民の科学」のひとつと言えるかも知れない。
▼「自然の読み取り」と言えば、私はついついこの言葉を思い出す。
自然は最高の「教科書」!
子どもは最高の「指導書」!
「自然」のこと知りたければ、「自然」そのものに問いかけるのが一番だ。ただ観察しているだけで、答えてくれなければ、「自然」にはたらきかける実験をすればいい。
それも予想を立て、仮説をもってはたらきかけをすればより有効だ。
何度も何度も確認してきたことだ。
▼授業のことであれば、生徒に聞くのが一番だ。
とは言っても、そのすべてを限られた制約のなかで聞くには無理がある。
そこで、今年の授業ノートには<ふりかえり>を入れた。
定期考査の度に、それを見せてもらっている。
それが実に面白くて、勉強になるのである。
教科書の定番実験の意味をそこから教えてもらうこともある。
なにに「ふしぎ!?」をおぼえているか。
こちらがアタリマエとかたづけてしまっていることに、ほんとうの面白さがあることも。
「一口コメント・感想」のなかにこちらが学ぶべきもの、教えられるものがいっぱいある。
やっぱり、そうだ。
子どもは最高の「指導書」!!
| 固定リンク
コメント
ごぶさたしています。
昨日子どもたちの通知表(2学期制につき)が届いたところです。
成績は…ご想像にお任せします。
所見欄のコメントから、担任の子どもたちを見る目の確かさを、改めて実感しているところです。
娘の週末の宿題のひとつは、「月の観察」です。
今日、満月ですもんね。
さて、それぞれの目にうつる月、どんなんなんでしょう。
投稿: いっちゃん | 2010/10/23 13:53
いっちゃん
コメントありがとうございました。
月の観察 うまくできましたか。
こちらの方は、少しお月さんが笠をかぶっているなと思っていましたら、案の定、昨日は行事があったのに雨となってしまいました。
「実験」というのも面白いが、「観察」というのも面白いですね。
投稿: 楠田 純一 | 2010/10/25 05:41