科学を楽しむ人たちと会った!!
▼休日だから、少し朝からゆっくりとヒガンバナをながめていた。そうすると、草むらのなかに「遅れん坊」のヒガンバナをみつけた。それはひとつではなかって、何箇所かに発見することができた。他の周りのヒガンバナが、完全に「葉の季節」にシフトしようとしているときに、遅れて今盛りをむかえようとするヒガンバナ。花茎が短いのが特徴のようだ、花茎をのばす余裕もなかったのだろうか。時間的な余裕だけでない、地下の蓄えの栄養もなかったのだろうか。ひょっとしたら「遅れん坊」は遅れているのでなく、本当は来年以降に咲くべきところを見切り発進をしてしまった「あわてん坊」なのかも知れない。
勝手な想像していると、とんでもないものを発見してしまった。花茎がみじかいどころか、「ない」に等しい、草むらのなか地面にへばりつくようなヒガンバナをみつけてしまった。
▼花が咲く年と咲かない年の分かれ道はどこにあるのだろう。今度は、今年咲かなかった大賀ハスを見た。
今年咲かないまま、枯れていく大賀ハス。昨日で植え替えから29週目であった。
枯れていく大賀ハスにも発見があった。枯れゆくハスの葉を触ってみると思いのほかやわらかった。その感触は和紙のようであった。それを少し探ってみたくなったが、これは来週の楽しみにしておこう。
▼昨日は、夕方から以前から楽しみにしていたことがあった。
それは、今年の夏に出版された
◆『小・中学生むき 理科のわくわく実験』(理科の自由研究室編 理工図書 2010.08.04)
の完成記念の会に参加させてもらうことだった。
それは楽しい会だった。そこには科学を楽しむ人たちがいた。
本づくりの共同作業を通して、ヒューマンネットワークが構築されていた。
この本を最初に読んでの私の感想は
◆【推薦本】『理科の自由研究室』が本に!!
に書いたとおりである。
表紙のイラストを描いた人、なかみのイラストを描いた人、掲示板でひとつの実験をめぐって白熱したやりとりをした人、学校現場で理科を楽しむ人たち、いろんな立場の人々が参加して作り上げたものであることを、あらためて知った。
参加させてもらって、『科学は文化である』ことを強く感じた。
そして、この本が「これからの自由研究」を示唆するものであることに確信をもった。
お話を聞かせてもらった人に感謝します。また、どこかで…
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コメント
楠田さん、こんにちは。西川です。
メールでもお礼を申しましたが、こちらでも。
本当に、楽しい会をありがとうございました。
帰りの電車でも楽しくお話ができてうれしかったです。
また、機会があればよろしくお願いいたします。
投稿: 西川徹 | 2010/10/20 20:44
西川さん
おはようございます。
先日はお世話になりました。
同じ本を読んでいるところという奇遇!!
ほんと楽しかったです。また、いろいろと教えてください。今後とも、よろしくお願いします。
投稿: 楠田 純一 | 2010/10/21 05:52