「大気の物理学実験室」にて!
▼久しぶりに校舎のなかの「雲見」定点観測地から、窓の外を見ていた。そしたら、雲が発生するその様子がよく見えた。この学校に勤務するようになって、はじめてこれを「発見」ときに、すごく感動したのをおぼえている。誰彼となく、伝えたかった。「雲が発生しているぞ!!」と。
「雲の発生」実験なんか必要ないではないか、これ見れば一目瞭然だ!!とまで思った。
▼それが、いつしかアタリマエになってしまっていた。今、ちょうど「大気圧」の授業を構想しているところだ。
どのように我々は「大気の海の底にくらしている」ことを実感させるかを考えている。
いくつかの実験が考えられる。
もちろん大気圧の大きさすごさを実感することも大切なことだ。その大きさを数値化して捉えることも大切なことだ。
しかし、いちばん大切なことは、私たちは「大気の物理学実験室」にくらしているということの「発見」ではないだろうか。
▼その「発見」があれば、天気の変化の学習につながるだろうし、テレビの天気予報の「ヘクトパスカル」ともつながっていくのではないだろうか。
そこにツナガルカガク!!ある。
もういちど「大気圧」の授業の構想を練り直してみよう。
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