ヒガンバナ開花は何が決定するのか。
▼新しい週がはじまった。私は、その新しい週の始まりに、定点観測地のヒガンバナにデジカメを向けた。
それにしても遅い!
ここ十年ばかりの定点観測地のヒガンバナの花茎が芽を出す日を見てみた。
確かにとしによって遅い早いはあるようだ。
しかし、こんなに遅いことはない。
こうであってもきっちりと「お彼岸」には開花している。それが、ヒガンバナである。
ある人が言った。
「今年の記録は貴重だ!」と。
今年の異常気象!それとヒガンバナの開花時期のずれ どんな関係があるのだろう。
そもそも、開花時期は何が決めているのだろう。
ヒガンバナの「ふしぎ!?」はつづく。
▼私は、「今年のヒガンバナ情報の発信をTwitterで…」を呼びかけている。
それは、繰り返して言うが、
必ずしもTwitterそのものを意味しない。Twitter的情報交換を呼びかけているのである。
このような研究は、これまでは大学の研究室や研究機関で行われることが多かった。
しかし、今はちがう。
必ずしも、そこが拠点にならなくても「研究」はすすめられる環境がととのいつつあるのではないだろうか。
その可能性が具現化しだした時代なんではないだろうか。
自分の身近に咲くヒガンバナを、携帯のカメラで画像に収め、それを情報発信する。
Twitterであればハッシュタグ「#higanbana」をつけておく。
そうすれば、後で一覧にして見ることもできる。
自分が発した情報が研究の貴重なデータとなる。
そんな「研究」がいっぱい出現する時代になったのではないか。
▼この「研究」については、すでに
◆『夏季の気温上昇がヒガンバナの開花に及ぼす影響』
の報告がある。
その報告と今年の開花時期の遅れとの関連はどうであろうか。
それを自分も「研究者」になることによって確かめてみよう。
日本ヒガンバナ学会の三歳の誕生日が近づいてきた!
今日も、花茎の芽は顔を出さないのだろうか?
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