それぞれの「大賀ハス物語」は今
▼昨日は、大賀ハスの蓮根を今年バージョンに植え替えてから21週目であった。この度のblogの中断により、大賀ハスの種子から育てはじめて、2年目 蓮根を植え替えてからずっとずっと毎週土曜日ごとに画像をもって報告してきたのを中断した。定点観測(観察)というのは、観測者が静止し、観測対象の動的変化をキャッチするのである。そのときの観測者は定期的であり継続的でなければならない。
だから、中断していたこと再び再開する。
大きく成長した葉をかき分けて、花の芽をさがすが、その気配はない。こんなに大きく成長したけれど、今年はひとつも花を咲かさないのだろうか。それはなぜだろう?
▼あらためて、ここまでの【大賀ハス観察日記】をふりかえってみているといろんなことが、走馬燈のように蘇ってくる。
昨年のあの「あこがれの4日間」が夢物語のようだ。
その夢物語は、結実した、5粒の大賀ハスの種子として…。
その5粒のうち3粒は旅にでた。
・神戸
・京都
・秋田
へと、それぞれ地で「発芽」したと報告を聞いた。
最後に発芽したのは、みちのく秋田であった。7月の下旬であった。うれしかった!!
これは奇跡的であった。
私の手元に置いておき、発芽処理をして「発芽」した2粒を含めて、5粒中5粒ともが発芽したのである。
100%の発芽率である。
それぞれの地であらたな「大賀ハス物語」がはじまったのである。
▼残念ながら、私の手元で育てた2粒と、神戸で発芽した分については、第二世代は消えた。
京都、秋田はどうだろう。
どんな報告が出てくるだろう楽しみである。
それと同時に、いろんなところの「大賀ハス物語」が気になる。
府中図書館の大賀ハスは、今年はどうなっただろう。
本家本元の「大賀池」の大賀ハスは今どうなっているだろう。
それぞれの地の「大賀ハス物語」の今が知りたくなってきた。
| 固定リンク
コメント