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哀しみこらえて夏は逝く

Dscf0652▼大賀ハスの観察池。植え替え19週目、20週目の記録を残さない間にも葉は大きく成長していた。大きく、大きく…。大きく池をはみ出し太陽から届くものすべてを受け取ろうとしているようだ。お盆の昨日、それらをかき分けて入念にチェックしてみたが、花はなかった。昨年のような「あこがれの4日間」はまだである。と言うか、ひょっとしたら今年は、それはないのかも知れない。
▼皮肉にも、我が家の仏壇にはつくりもののハスが咲いていた。

母が死んだ。
「おかん」が死んだ。お盆を待たずして亡くなった。
その時は、きわめて唐突にやってきた。
「哀しみ」という言葉だけでは表現できないものがある。
この予定不調和
虚無感
足もとの大地がくずれていく感覚

どんなにもがいても
時間は遡行しない。
時間は未来にしか拓かれていない。
時間の経過するに従い
小さな母の偉大さがみえてくる。
母の教えが蘇ってくる。

哀しみこらえて夏は逝く

▼今年も実り始めた稲穂の上空をトンボがとびはじめた。
夏が逝くことを知らせるがごとく。
 10日間中断していた。blog、Web、SNS、Twitter等の情報発信を再開する。
少しずつ、少しずつ
ゆっくりと
それが「おかん」の教え!!

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コメント

お母様のご冥福をお祈りします。
一度だけ、お会いしたことがあります。
電話では何度も声をお聞きしました。
楠田さんを産み、育て、教えた偉大な人。
機会があれば、その人を語ってください。

私の母は、7月末に倒れ入院し、
8月8日に退院し、今は自宅で療養中です。
今こそ、できる孝行をしようと思います。

どうか、お疲れが出ませんように。

投稿: 觜本 格 | 2010/08/16 07:26

どうも、あたたかいお言葉をありがとうございます。
いつか整理ができたら、語ってみたいと思います。
根っからの百姓でした。
自然にはたらきかけ、自然と語りあう、そんなくらしを続けた人でした。
 「常民の科学」とはなにかを教えてくれました。

投稿: 楠田 純一 | 2010/08/17 05:43

楠田 様

ご母堂様のご冥福をお祈り申し上げます。

栗田子郎

投稿: 栗田子郎 | 2010/08/17 14:59

栗田先生
お言葉ありがとうございます。
今年のヒガンバナは見ずに逝ってしまいました。
「テクサレ」のこと教えてくれたのも母でした。
一度、巾着田につれていってやりたかったです。

投稿: 楠田 純一 | 2010/08/17 18:25

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