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【哀悼】『知的生産の技術』の梅棹忠夫先生!「さようなら」は言わない。

Dscf9546▼昨日帰ると、ネットにあの梅棹忠夫先生死去のニュースが流れていた。今月の3日に亡くなられたという90歳だったという。幅広い分野で活躍された先生だが、私には『知的生産の技術』の著者「梅棹忠夫」なんである。
謹んでご冥福をお祈りします。
 しかし、「さようなら」は言わない。言えないのである。
▼これまでの人生でもっとも影響を受けた一冊をあげよ。と言われたなら私は、文句なくこの一冊をあげるだろう。
 『知的生産の技術』(梅棹忠夫著 岩波新書 1969.7.21初版)
本棚から、取り出してみた。
背表紙もボロボロになっている。
何十年も前の落書きしてあったり、色あせたマーカーの後がなつかしい。
初版の翌年に手に入れている。私が学生のころである。
その後、何度なくあけたのだろう。その時代時代の「あか」「汚れ」がこびりついている。
 方向に迷ったら開けたのだろう。
何度開けても、開ける度に新鮮な「発見」があり、時代を先読みする「提言」があった。
▼最近お世話になったのでは、2008年の1月から3月にかけて、やく二ヶ月かけて、このblogで『知的生産の技術』を読むことやっている。
◆『知的生産の技術』を読む
 このときの収穫も大きかった。きっと今も、毎日blogを書き続けているのは、これがあったからだろう。
blogのエントリーをWebページにリンクさせる方法をとったのもこれがはじめてであった。
読みながら、何度も何度も確認している。「原点」がそこにあると…。
41年の時空を超えての提言の数々
●blogを書き続ける意味、意義を教えられた。
●「京大型カード」の提案は、今も使い続けるシステム手帳につながった。
●「一ページ一項目」主義は、今もノート術に貫いている。
●自分の文脈で読む「読書術」
●「手紙」「日記」「原稿」の書き方、文章の作成術
どれひとつとっても、私の「はじまり」がここにあることを感ずる。
この本の最後の最後の提言

わたしは、やがて「情報科」というような科目をつくって、総合的・集中的な教育をほどこすようになるのではなるのでないかとかんがえている。(P218)

 これ読むだけでも、梅棹先生の先見性がわかるというものである。
Webの時代、クラウドの時代に時代は流れていくとも、時代を貫く提言の数々。それは私のなかに生きる!!

私は、「さようなら」は言わない!!

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