【授業】【力学の第一歩】を構想する。
▼今日でついに、7月が終わる。時間が意思とは関係なく過ぎていく。
アタリマエのこと、その「時間」をもコントロールできるかのように錯覚するところから、大いなる間違いがはじまったのかも知れない。
私は、すきま時間を利用して、これからの授業の構想を続ける。
あの「シーシュポス」の如く。
▼次は『力学』である。
まず、移行期の教科書を見る。
教科書から、システム手帳のリフィルにポイントだけプロットしてみる。
7枚になった。
・力を受けると
「力は見えない」
変形 支える 運動を変える
・地球上の物体にはたらく力
「重力」
・力の大きさ
N(ニュートン)
実験「ばねののびと力の大きさ」
・ グラフの書き方(データのまとめ方)
フックの法則
・重さと質量
・力の表し方
作用点 大きさ 向き
・物体にはたらく力
2力のつり合い
2力のつり合う条件
同一直線上 向きが逆 力の大きさ等しい
▼なるほど思うこともある反面、何かアタリマエをひっくり返すような「ゆさぶり」が感じられない。
なんとかそんなものを入れることによって、より感動的な授業を構想することはできないか。
再び、自分のこれまでにやってきた実践をふりかえってみる。
◆【力学の第一歩】実践DB
残しているのは、目次だけだ。
でも大枠の流れだけはわかる。これはここまで試行錯誤の末の到達点をしめす。
教科書をプロットしたものを見比べながら、もう少し構想をつづけてみる。
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コメント
ご無沙汰しております。
「てこ」の原理は、実感してもらうのがいいのかな…なんていうことを、
先日の子どもの様子を見て考えていました。
下の子はつめきりやはさみを使ってるとき、
切る場所(=作用点)によって、必要な力が変わることが不思議だったようで。
上の子は先日、塩と砂糖に関する実験に一人で参加してきました。
アルコールランプを自分で初めて扱ったというのはうなずけるとして、
「マッチで火をつけたの、はじめて~」というのがそもそもの現実でして。
黄燐と赤燐の話は簡単にしています。
(黄燐…という言葉は使ってないのですが、
マッチ売りの少女のマッチと今のマッチとの違い、ですね)
こどもの疑問にどう肉付けをするか。
周りの大人が試されています…
投稿: いっちゃん | 2010/07/31 06:47
いっちゃんへ
こんにちは、コメントありがとうございます。
なかなか的を射てますね。
こちらが知らなくて恥ずかしくなるぐらいです。
>こどもの疑問にどう肉付けをするか。
周りの大人が試されています…
まったくその通りですね。
私は、それで勉強してきたように思います。
「なるほど(゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン」
「理科はなかなか面白いな」
「理科 勉強して もうかったわ!」
の言葉をききたくて。
夏休みの自由研究は、大人にとっても、「いい学びの機会」かも知れませんね。
投稿: 楠田 純一 | 2010/08/01 13:12