新・「自由研究」のすすめ試論(23)
▼昨日は、朝からすごい雨だった。ついには「大雨」警報が出てしまった。待望のホタルウォークは中止となってしまった残念しごくである。大賀ハスは、植え替えから14週目である。大雨とは関係なく新展開を見せていた。3Dになってきているのである。立ち葉がついには葉をひろげていた。水面を覆い尽くしてしまった大賀ハスの大きい葉は、次は立ち葉となり立体的な展開となってきている。この賢明な判断はどこで行ったのだろう。どんなレセプターを持っていて、どのような命令システムをもっているのだろう。「ふしぎ!?」は尽きることがない。
第二世代の方の起死回生の気配はない。池にはボウフラが発生していた。
▼「自由研究」の言葉がよく聞かれる季節がまたやってきた。私は、2年前の夏に孫の誕生を記念して「これからの自由研究」を考えるページをつくり、新・「自由研究」のすすめ試論なるものをきまぐれに展開してきた。15の夏の「自由研究」発表を聞きながら、その(21)(22)に、昨年の夏までの結論じみたことを4つにまとめている。
(1) 「等身大の科学」の意識が少しずつ芽生えてきている
(2) 「ふしぎ!?」はつなぐことによって豊かになる。
(3) 「アカソナキ」方式は有効である。大なり小なりこれを繰り返す。
(4) 「自由研究」のすすめの究極は「学問」のすすめである。
今、自分の書き込んだことだけに納得もするし、自画自賛である。とりわけ、4番目にあげていることについては、より強くそう思うようになっている。
今こそ、21世紀向け、Webの時代向けの「新・学問のすすめ」が必要だと。
▼この試論を書くのは、なんと10ヶ月ぶりである。試論(22)を書いたのが、昨年の9/11、そしてあのパソコンにアクシデントがあったのが9/12だ。そして、新ノートパソコンを購入して9/23にTwitterをはじめた。
それ以来、試論を書いていなかったことになる。
これは単なる偶然であろうか。私にはなんらかの関連があるような気がしてならない。
今一番、気に入っている言葉は「Twitter的」である。
Twitter的-「リンク」「シェア」「フラット」「等身大」「リアルタイム」
と自由研究、私の中で今、交叉する。
Twitter的「自由研究のすすめ」とは…。
Twitter的「学問のすすめ」とは…。
試論を続けてみたくなってきた。
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コメント
ごぶさたしてます。
1ヶ月前、ヒメボタルの生息地とされているところに、
家族で行ってきました。
確かに外見はヒメボタルなんですが、
明らかに大きい(体長1センチほど)んで、
「ほんまにヒメボタルなん?」と思っています。
種の同定は難しいです…
いまさっき、家の近所の川で「カメがいる~」と叫んでるわが子たちの声が、
響いてきました…
近所の池にいるミドリガメ(って外来種ですやん)が、
昨日の雨で流れてきたんでしょうかね。
そちらほどではないですが、こちらも降ってました。
そういえば。
先日娘が「???」と思ってた理科のところがあったみたいです。
小学理科のことですが、また質問していいでしょうか?
投稿: いっちゃん | 2010/07/04 12:01
いっちゃんコメントありがとう。
「ヒメボタル」観察にいかれたんですか。
そんなに大きかったですか。あの点滅する光のためにはすごいエネルギーが必要なんでしょうね。
自由研究の季節になってきましたね。今年の夏はどんな「発見」をするのかな。発見のおすそ分けよろしくお願いします。「ふしぎ!?」に思うことってなんですか。
いっちゃんの子どもさんの「ふしぎ!?」だから、するどいんだろうな。
きっと応えることなんかできないと思うけど、それでもよかったらどうぞ…。
投稿: 楠田 純一 | 2010/07/04 19:01