時空を超え続ける「大賀ハス物語」!!
▼今朝も、大賀ハスの観察からはじめた。まだふたつとも、机の上の瓶の中で観察をつづけている。先発の方の最初の幼葉は、黒ずんできて、第二の方が水面から元気にあがりかけている。後発の幼葉も少し元気をなくしてきた。ともに種子ついたモヤモヤはなんだろう。もう腐りはじめているのだろうか。種皮を分解して次なる世代の養分にしようというのだろうか。ここでも連鎖がおこりはじめているのだろうか。
▼昨日、丹波の方に研修にでかけた帰り道、加東市の「平池公園」に寄ってみた。ここへは、過去に何度か行っている。
●兵庫県社町平池公園の大賀蓮の観察(2002.6.23)
●兵庫県社町 平池公園の大賀蓮の今 2004-08-05
6/10では開花に時期がはやいと思ったが、なかなか機会がないので、ついでにと思い立ち寄った。過去に立ち寄ったときは、「大賀ハス」は興味はあったというものの、まだ遠い存在であった。
▼今回の訪問は、これまでとはちょっと違っていた。「大賀ハスの由来」の看板も、わがことのように読めた。
大賀先生から直々に鳥取県農業試験場へそしてこの「平池公園」へ。ここにも時空を超えた「大賀ハス物語」があるようだ。鳥取からこの地へ旅をして来たのは、15粒だそうだ。昭和58年(1983)のことらしい。もう30近く前のことだ。15粒のうち8粒が発芽したらしい。そして今日にいたっているようだ。
▼それから考えると、私の方の大賀ハスの発芽率はすごい幸運だと思う。昨年の夏に結実した種子は5粒、今のところ旅に出た分も含めて、4粒までが発芽を確認されている。
今も、時空を超えて展開され続ける「大賀ハス物語」。それぞれの「大賀ハス物語」が、独自のストリーがあって面白い。
「平池公園」の大賀ハス、つぼみのものもあったが、やはり少し早かったようだ。
もう一週間もすれば、あの「あこがれの4日間」が次々と訪れるだろう。
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