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「イチゴ狩り」を科学する!

Dscf7316▼今日は「みどりの日」である。「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ための日となっている。ここにシフトしてからでは4回目だろうか。
 そもそも、この「みどり」のほんとうの偉大さに気づいたのはいつごろなんだろう。
あのアリストテレスの「植物の根は口である」から、どれほどの歴史があって、「みどり」のシステムに気づき科学となったんだろう。
 あの有名なファン・ヘルモントの「ヤナギの木」の実験でも、1648年のことなんである。17世紀半ばである。
だから、人類の歴史からすると、「みどり」のほんとうの偉大さが科学的に人々のものとなったのは、ごくごく最近のことなんである。
▼しかし、私たちは、日々のくらしのなかで、この偉大なる「みどり」のシステムを意識しているわけではない。
ときに、アリストテレスにもどったり、ファン・ヘルモントになったりする。
今日ばかりは、ちょっとこれをアタリマエに放置せずに「みどり」をながめてみようかな。
▼そう言えば、昨日から急激にあたたかくなった。訪問者のために整えたイチゴ畑で「イチゴ狩り」を前もってひとりやってみた。ここにもアタリマエにしたくない科学があった。
白いきれいな花だ。ひと株のなかにもいろんなプロセスのイチゴがある。
花から種子へのプロセス
あれ、食べているのはどこだ!?
小さな花を載せた台がどんどんふくらんできている。
そして、そのかたちに
赤く熟した完成物が黒いシートに横たわっている。
初夏の日射しで、少しあたためられた「完成物」を、口に入れる。
あたたかな甘さが口にひろがる。そして、あのプチプチが…。
だとすると、あのプチプチの正体は「種子」ということになる。
ほんとうだろうか!?
このアタリマエだって科学してみると、けっこう面白い!!
  

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