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【授業】感動!感動!!感動!!!『タンポポの研究』報告会

Dscf7515▼昨日ほど、もっともっと自分に理科教師としての知識・能力・スキルが欲しいと思ったことはない。
仕切り直しの『タンポポの研究』報告会(発表会)をやったのである。
課題1から課題8までを、現物なり、「研究ノート」を見せてもらいながらやった。
拡大して見せたいものについては、実物投影装置なども駆使しながらやった。
感動!感動!!また感動!!!の連続である。
▼課題を出したがわの予想をはるかにこえる報告がつづく。
課題1.2では、ひとつの花と思っているタンポポの花が、小さな舌状花のあつまりであることを知ってほしかった。舌状花を数えるだけでなく、それをセロテープで色紙(黒色紙)にはりつけてほしかった。
その作業をやっているあいだに、その数の多さを実感してほしかった。
みごとであった!!
ひとつだけでなく、いくつかのタンポポについてやっている。なかにはカタカナの「タンポポ」の文字状にデザインしながら貼りつけている生徒がいたりする。感動!!
▼課題のプリントには、そんなこと書いてはいなかったはずだが、課題5とつなげて「日本タンポポ(カンサイタンポポ)」と「セイヨウタンポポ」と両方をやって数くらべやっている生徒がいた!
それは、「タンポポ戦争」の今を語ることにつながるではないか。
私の予想をはるかに越えた展開だ。
▼花柄の長さくらべも面白かった。どんなところに長いのがあるのか、60㎝におよぶものもある。
道ばたのタンポポだけでなく、草むらのタンポポ探検は、光と水を求め、仲間をふやすことに必死のタンポポの「くらし」が見えてくる研究になったようだ。
▼課題5の『「タンポポ戦争」の今』調査も、多様であった。そう簡単に図式化してとらえれるものではないのかもしれない。そして、シロバナタンポポ発見の感動報告がつづいた。どこに行けば見れるのかの情報交換もあった。
放課後には、現物を採ってきて見せてくれた生徒もいた。
Dscf7505▼家族を巻き込んでの「根っこ堀り」顛末記も数々あるようだ。実際に持ち込んでくれた根っこは、必ずしも教科書どおりのものばかりではない。そこに「根」とはなになのか。という「科学」があった。
ティシュ栽培の「発芽」から、「鉢植え」に発展した生徒は、その「鉢植え」そのものを持ってきて見せてくれた。
感動!感動!!の連続である。
Dscf7518課題8の「食べる」に挑戦は、天ぷらにしての挑戦が多かった。GWの食卓を「タンポポ」が飾ったのを想像するとなんともうれしくなった。自分でもやってみようかなという気にさせられた。

今回の生徒たちの『タンポポの研究』は、多くの『タンポポ物語』のはじまりを意味するのかも知れない。

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