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【授業】「授業びらき」に何を

Dscf6961▼昨日の青空はひときわみごとであった。満開のサクラと青空、みごとな組み合わせだ。風景は、色とかたちで構成される。夜桜もきれいだが、やっぱりこれにはかなわない。
 朝の校庭散策、始動である。あの「ふしぎ!?」はどうなっただろう。クヌギの木にぶらさがった繭である。春の雨嵐もあった。あんな細い糸でぶらさがっていただけだったから、もう吹き飛ばされてしまったかな。それとも、繭から主があらわれてしまったかな。坂道をのぼって、左へクヌギ林はすっかり葉を落としている。そして、その場所を観た!!そこに変わることなく黄色い繭はぶらさがっていた。なんと丈夫な糸なんだろう。
「ふしぎ!?」追う旅は今年もはじまる。
▼いよいよ「授業びらき」が近づいてきた。新入生と一緒の授業である。
中学校「理科」の3年間の構想は曲がりなりにも終わった。いよいよ構想を具現化していくときである。
「授業びらき」に何をするか。
何回繰り返してきただろう。これを…。それも最後だ!!
そう思うと、いっぱいやりたいこと出てくる。いくつも案をたててはくずす、試行錯誤の連続。
最後まで残ったのは、定番2題。
●台ばかりの上に、ビーカーに入れた水と木片。木片を水に浮かばせる前と後では台ばかりの目盛りは…?
 この問題を通して、科学の学び方を学ぶ。どちらかというと、第一分野向けだ。
もうひとつは、
●蟻の絵を描いてみよう。
足は何本だろう。どこから足は出ているのだろう。からだはいくつの部分からできているのだろう。
見ているようで見ていないものだ。それが自覚できればいい。
この問題を通して、目的意識をもった「観察」をよびかけたい。
▼定番だけでは物足りない。なにか、私にとってもはじめてのことやりたい。はじめての出会いにふさわしいことを、どんな子どもたちなんだろう。それを理科風に訊いてみたい。
●どんな「ふしぎ!?」を持っているのだろう。
12~13年間生きてきて、「ふしぎ!?」に思っていることはないだろうか。
その「ふしぎ!?」に少しでも応えるのが理科だということを伝えたい。
完全な答えをみつけることはできないかも知れない。しかし、絶対にその「ふしぎ!?」を置き去りにしたり、勉強と関係ないと捨てやったりしないでほしい。
 学ぶことの出発点は、そこにあるのだから。

それをどうしたらわかってくれるかな。もう少し考えてみよう。

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コメント

黄色いまゆで、コナラなどの落葉樹についているといえば「ヤママユ蛾」のまゆですか。

投稿: KUMA | 2010/04/09 23:08

KUMAさんおはようございます。
繭の主教えていただきありがとうございます。
ネットでも調べて見ました。
「ヤママユガ」に間違いなさそうです。
そうだと知ると、よけいに興味が湧いてきますね。
さて、いつその蛾は出てくるのだろう。
できるだけていねいに観察をつづけてみたいと思います。

投稿: 楠田 純一 | 2010/04/10 06:31

翅を広げると結構大きな蛾で、目玉のような模様があります。少し小さいヒメヤママユガもいます。私はどちらも何回も観察しています。夏の終わりから秋にかけて出てきます。写真も撮っているので参考までに。
冬、落葉したあとに枝のまゆが目立つのでよくわかりますが、その時には既に成虫になって出ています。
http://kumaneko.blog.eonet.jp/default/2009/08/post-33fa.html

投稿: KUMA | 2010/04/10 08:00

どうも、続けてコメントありがとうございます。
そうですか。もう主はいなくなった抜け殻なんですね。
これは…。
 この周辺、夏からあきにかけてていねいに観察をしたいと思います。成虫の画像もありがとうございます。
たしかに、こんなのだったら見たことあります。
里山の観察は面白いですね。

投稿: 楠田 純一 | 2010/04/10 08:16

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