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【授業】最後の授業で「水から水素をとりだす。」

▼最後の授業だった。何をもってくるか、いろいろ悩んだ。印象の残る【実験・観察】ランキングから、人気の高いものの再度も考えた。しかし、あまり時間もとることもできない。
短時間で、なおかつ感動できるもの、「3K1Aの法則」「3Hの法則」の適合するもの。
ひとつあった。と言うよりやり残していた。
還元のところでやろうと準備しながら、一度は予備実験に成功しながらも、久しぶりなので、なかなか確実にということはなかったので後回しにしたままであったのだ。
その実験とは「水から水素をとりだす」というものだった。
▼この実験とのつきあいも古い。
開発者は、故古川千代男先生だ。実験装置は、古川千代男先生から直接わけていただいた。
古川先生は、実に多くのすぐれた実験を開発しておられる。実験名人中の名人だ。
その古川先生自らが『やさしく本質的な実験3』(高橋金三郎・鈴木清龍・若生克雄共編 評論社1985.4.10)に書いておられる。

 原子記号を教えるとき、原子表をわたしてやると「水」が原子にないことは知っていることがあったとしても、「水」が「酸化水素」と呼ぶ化合物だというのは不思議なことのようです。水の性質とその成分であるH2やO2の性質が似ても似つかぬものであるという事実は、やっぱり大変不思議なことです。それまで扱ってきた「化学薬品」と違って、水は身近な、ありふれた物質であるだけ、その思いは強いようです。(上記書 P149より)

そうだ!同感である。
この「ふしぎ!?」を中学校理科の最後の授業でやりかったのである。
実験は2クラスともみごとに成功した。

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