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中学校「理科」を構想する(5)

▼今年度もあと一週間をきってしまった。なにかにあせりを感じる。
やれていないことばかりに意識がいってしまう。やめよう!!
できたことに目を向けよう。

 「…しかし、「完璧」にならない方がいいと僕は思っています。なぜなら「完璧」になんの意味もないからです。「完璧」になってしまえば、それ以上はない。つまりそこにはあらゆる努力も才能も立ち入るスキはない。だって「完璧」だから。だから僕は「完璧」というのが好きではありません。今までの何よりもすばらしいものであれ、しかし決して完璧にならないでほしい。僕は科学においてそう思っています。」

これは、ある生徒の卒業論文『科学技術とこれからの私』の一節です。
教えられることの多い一文である。
▼よりよいものを求めて、歩みをつづけよう!!
構想をつづける。

物質の学習【2年生】【3年生】とつづけてみよう
【2年生】
『物質の成り立ち』
・物質の分解
・原子・分子
『化学変化』
・化合
・酸化と還元
・化学変化と熱
『化学変化と物質の質量』
・化学変化と質量の保存
・質量変化の規則性
【3年生】
『水溶液とイオン』
・水溶液の電気伝導性
・原子の成り立ちとイオン
・化学変化と電池
『酸・アルカリとイオン』
・酸・アルカリ
・中和と塩

 これだけを追っていくと、ずいぶんと文脈のわかるシナリオになっている。もちろん「完璧」ではないが。
このあたりの一時間一時間の「記録」は、blogに残しておいた。通してみてみると未熟さばかりが目立つ記録であるが、その分「構想」には役立つ。
【化学変化】
【物質とイオン】改題【水溶液とイオン】
読み返しながら、少しずつ「構想」が見えてきた。
見えない「イオン」が見えてくるように…。

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コメント

いい思考をされる生徒さんですね。
この方も、第一志望の高校に合格されたのでしょうか。
○年前の悲喜こもごもを、ふと思い出しました。

子どもたちの学校には、理科専科の先生がいます。
学校に足しげく通える役員特権で、
子どもたちの担任以外の先生とも、お話しすることができました。
理科専科だからといって、専攻は理科ではなかったそうです。
ですが、示唆に富むお話をうかがえたのは、それこそ役員特権でしょうね。

投稿: いっちゃん | 2010/03/26 07:19

おはようございます。
いっちゃんコメントありがとうございます。

すばらしい思考ですよね。同感ありがとうございます。
いくつになっても生徒から学ぶこと多いです。ありがたい仕事だと思っています。

学び続けることこそ、教えることができる唯一の道と考え歩みつづけたいと思います。

投稿: 楠田 純一 | 2010/03/27 08:52

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