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『萃点は見えたか…南方熊楠』をみた!

Dscf6192昨日は、春の嵐の後の晴れ。植え替え48週目の「大賀ハス観察池」にも、ひさしぶりにたっぷりと水がたまっていた。その水もどこかぬるんでいるような気がした。地下の蓮根も春の訪れを感じているだろうか。この大賀ハスの種子を分けてくださった和歌山の阪本尚生さんから「熊楠」の情報が入った。「熊楠」訪問では、ずいぶんとお世話になっている。
▼熊楠情報とは『萃点は見えたか……南方熊楠』(総合監修/紀田順一郎 監修/谷川健一 紀伊国屋書店)に関するものだった。「萃点」と聞けば、見逃すわけにはいかない。
さっそく朝に発注した。そしたら夕方には届いていた。なんという時代だ。
田舎にすんでいる人間には、ありがたい時代である。元々ビデオ版だったのだろうが、送られてきたのはDVDだ。
さっそく昨夜眠る前と、今朝起きてからと2度見た。
▼紀伊国屋評伝シリーズ『学問と情熱』21世紀へ贈る人物伝 の第1巻として、この作品はある。
このシリーズの意図から見ても、民俗学に焦点をあてているので、こちらの期待するものと違うかもしれないと思いながらみていった。
 私の興味は、「「熊楠」ついての5つの仮説」にある。最近は、とりわけ

●【仮説 その2】 「熊楠」はこれからの人である。

●【仮説 その3】 「南方マンダラ」は、これからの理科(科学)教育の羅針盤である。

●【仮説 その4】 「南方マンダラ」は、Webそのものである。

に関してである。そんな視点をもちながら、このDVDを見てみた。
タイトルにある通り「萃点」に焦点をあててくれいるのには共感もするし、納得する。
▼同じところに焦点をあてながらも、私が求めるものとは微妙にずれている。切り口がちがうのだろう。全体としての意図がちがうのであろう。これは、あくまで「人物伝」としての熊楠像にせまろうとしているのだろう。
私の場合、すこしちがう。私には、もう少し切実な問題なのである。
 過去に生きた「偉大なる人物」を知ろうと言うのでない。「これからの人」として、熊楠から未来を学びとろうというのである。
▼DVDを見て、あらためてそうだと思ったことがある。アトランダムにあげてみよう。
●「これからの人」への確信!
 1941年12月29日亡くなっている。その後、戦争そして終戦。彼がなくなって10年経って私は生まれた。
歴史は地続きである。彼は、間違いなく100年前に、日本の未来を見据えていた。
グロバル志向は、今、はじまったことではない。彼は、自ら体験を通して、グロバルな志向を示唆していた。
・日本初のエコロジストである。
・粘菌はやっぱりすぐれた教材になる可能性をもっている。
・熊楠の学習方法は写本からはじまっている。ここにヒントが…。
・南方マンダラは、Webそのもである。この仮説はただしい。だとすれば「萃点」とはなにか。
 「萃点」を見いだすこと、これこそいまいちばんやるべきこと。
・バラバラのものを、つなぎ合わせる手法、これはみごとだ。それこそ学ぶべきスキルだ。
・Webの時代の「学問」のモデルをここにみる。やっぱり「これからの人」!

またしても、「熊楠訪問」の気持ちが高まってきた。
これから、それまでにやっておきたいことリストアップしていきたい。

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