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今年も「太陽・月・星のこよみ」を

▼2010年、地球の2回転目の朝、今日も外に出てみた。ほぼまん丸な月が見えた。今朝は、はっきりと見える雲はあるが、うすい、流れている。しばらく眺めていた。こころもち右の方(西の方が)が、しぼんだように見える。アタリマエだ。太陽は東の方にいるのだから…。
▼考えてみると面白いものだ。私は、やっとやっと大発見のように「私たちは宇宙にくらしている」とほざいているが、そんなことずっと昔からアタリマエだったんだ。生産や労働やくらしが「自然」と直結しているのは、今にはじまったのではない。
「太陽」「月」「星」をみて、「こよみ」をつくった。「こよみ」は自然・宇宙のスケジュール表である。
「こよみ」の歴史をみれば、そこに人間の宇宙観の歴史が読み取れる。それは同時に自然にはたらきかけ生きる「くらしの歴史」まで読み取れる。
Dscf4622▼私は、ここのところ毎年「太陽・月・星のこよみ」を使っている。
自分の部屋にひとつ、理科室前にひとつ、できるだけ毎日それに目をやるようにしている。月齢も表示されいる、二十四節気、科学的できごと、歴史、天文観測のみどころ等々が書いてある。非常に重宝している。
表紙の裏には「天気表・生物季節」がある。
昨年は、これを理科室前に掲げておいて、わたしは、そこに「毎日の天気」を記入してみた。学校へ行かなかった日は、後日の記入になったが、ともかく365日の「記録」ができた。
それを眺めていると「地域の天候」だけでなく、「くらし」まで見えてきそうな気がする。
今年もつづけてみるつもりだ。
▼遅くなってしまったが、2010年の「太陽・月・星のこよみ」を今から、自分の部屋に掲示する。
今年は、もう我が家にいない、子どもたちの分も買い込んでいる。 
「お年玉」がわりにわたすつもりである。
今日2日は
「明け方、月の北にふたご座のボルックスが見える」と書いてある。
4日は
「しぶんぎ座流星群極大」と。

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コメント

このカレンダー、科学館でも人気商品です。でも、若干宗教色があるんで、できれば自分たちで作りたいと思うのですが、まあ簡単ではないですね。

ところで、タイプミスかと思いますが、24節季ではなく、節気です。 節 と 気(中) というのが各12ずつあります。節として有名なのが、立冬
、立春などですね。気(中)としては、夏至、冬至などがあります。

投稿: 渡部義弥 | 2010/01/02 07:44

渡部さん 
おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

さっそくのコメントありがとうございます。
ご指摘ありがとうございます。ほんとだ、節「気」ですね。間違っていますね。さっそく訂正をしておきます。
「こよみ」と言えば、以前に渡部さんたちがつくっておられた。「こよみハンドブック」(2000.4~2002.4)あれずいぶん重宝しました。たしかそこにも二十四節気のこと出ていましたよね。あれ、今もやっておられるのですか。あらためてみると「こよみ」ってけっこう面白い教材ですよね。そこには、くらしと「科学」を結びつけているものがある。また、科学とは何かを考える上でとっても重要なことがふくまれているように思う。

今年も、コメント・アドバイスよろしくお願いします。

 

投稿: 楠田 純一 | 2010/01/02 17:57

こよみハンドブック、はい、やってます。次は、2010.4~2012.4となります。まだ、原稿書いてません。値段はずっと変えず500円です。

こよみは、すなわち応用天文学、応用数学で、世界最古の学問体系です。生物は、自然界の様々なサイクルにあわせて生きています。人間も当然そうなのですが、他の生物のサイクルを知り、それを広く利用するためにこよみを発達させました。

狩猟・採集の時代から、農耕の時代にシフトするとき、こよみがないとどうしようもなかったでしょう。こよみを制するものが、世界を制したのです。

そして、こよみを作っていくことが、すなわち科学の歴史そのものだったといっていいでしょう。なにしろ、こよみは、再現性という科学にとって最も重要なことに基づいて作られてきたのですから。

ってことで、こよみはおもしろいのですけれども、占いなどのオカルトや宗教、政治支配と結びつきやすいのも事実です。経済とも密接にからんでいます。気をつけないといけないのもまた、こよみです。

では、今年もよろしくお願いします。

投稿: 渡部義弥 | 2010/01/02 22:56

どうも、ほんとためになるコメントありがとうございます。
そうしてみると 「こよみ」って奥が深いですね。
こよみ をどのように活用するか。そんな講座があってもいいですね。それも学問のためというより、日々のくらしのための「こよみ」講座、そんなのが欲しい。
もっと、もっと開かれた場で…。

投稿: 楠田 純一 | 2010/01/03 07:49

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