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「非接触温度計」はどこまで有効か

Dscf4935▼七草正月の昨日は、朝から冷え込み雪がちらついていた。学校のグランドも、朝のあいだは白かった。やがって太陽がのぼり、雪は消えた。まだ本格的な雪というまでにいたらなかった。
 そんな一日、意識的に「雲見」をした。雲も刻々と形を変えていった。青空の占める範囲も刻々とちがった。
そこで、つい、いつもの「雲見」のともをポケットから取り出して、空に向けてみた。
非接触温度計である。
▼こんなことをやり出してから、2年近くなろうとしている。
こうして、「空の温度を測っている」つもりになっていた。
一応の原理もわかっているつもりになっていた。でもやっぱり完全に「ふしぎ!?」は払拭されているわけではなかった。
・こんなことでほんとうに温度を測ることはできるのだろうか。
・空のなにの温度を測っているのだろう。
・測定範囲はどこまで…
▼このあたりを、先日の新年会の「物理談義」のなかで、素朴な疑問として出してみた。
そのつづきとして、先輩からメールが届いた。そのメールに添付されていた文書「非接触温度計とは?」は比較的わかりやすく、私の素朴な疑問に答えるものであった。
 ありがたいことだ。
 これで、すべての疑問が解決したわけではないが、より有効な道具として使えるという気がしてきた。

今日も、またポケットに入れておこう。 

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