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2009年を「忘却」する。

▼いいよいよ今年最後の日、大晦日となった。このblogを書き上げたら、なんと365日すべての日に書いたことになる。これは、私にとってはきっとはじめてのことだ。外に出たらまんまるお月さんが西に傾いていた。明日のお月さんは少し欠けることになるだろう。ほんとにそうなるかな、ちょっと下調べだ。街灯がけっこう邪魔だ、場所をかえるか検討中。
▼部屋のかたづけを考えていて、ふっと壁に貼っている「地球カレンダー」に目がいった。そうだ!!今日の一日は短いが、地球46億年の歴史を一年にしてしまうと、今日、一日はとても長い。
すべてが今日始まっているのである。
 ホモ・サピエンスの登場はなんと「午後11時37分」だ。もう紅白が終わりかけている時間だ。
さあ、0年代最後の大晦日、今日はどんな日になるだろう。
▼昨日は、ここで私が「今年読んだ本ベスト5」をあげた。今、一冊追加したい気分になっている。
それはこの本だ。

【ベスト 番外編】 『忘却の整理学』(外山 滋比古著 筑摩書房 2009.12.10)

 あのベストセラー『思考の整理学』の著者の最新本だ。実は、少し読みかけをしていた。昨日「大掃除」「もちつき」のあいまあいまに読んでしまった。
 さすが、「知」のプロフェショナルの文章だ。あの手この手で「忘却」の重要性を説得する。それが、ひとつひとつ納得させてしまうから、すごい!!
「そうか、そのいうカラクリになっているのか」と。
「記憶」と「忘却」はセットだという。「忘却」なくして、知的創造はありえないという。
はじめに「忘却」ありき。
思わぬ、発想の転換である。目からウロコである。
いつのまにやら、すっかり「忘却」信奉者になっていた。
ゴミ出しをしながら、思ったのである。

2009年を「忘却」しよう。0年代を「忘却」しよう。

今日一日、ホモ・サピエンスが登場するまで ゴミ出しに励もうと思う。

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コメント

高校の頃、外山先生の本を読んだのを思い出しました。
お茶の水へ進学した高校時代の友人が「入試の時、外山滋比古の文章が出たよ」と言ってたのも。

今年は、家族も私も改めて科学で勉強することが多かった年となりました。
先生のブログに触発されたところも大きかったかも。

今年、先生のブログを堪能できてよかったです。
良いお年をお迎えください。

投稿: いっちゃん | 2009/12/31 10:04

いっちゃん コメントありがとう。
今年は、いっぱいコメントしてくれてありがとう。
blogを書き続けるうえでずいぶんと励みになりました。

高校時代から外山さんの本を読んでいたなんて、やっぱりいろいろ勉強していたんですね。さすがですね。

来年も授業をする上でのヒントいっぱいくださいね。
宜しくお願いします。

明日は、さっそく月食ですよ。
晴れているかな。

投稿: 楠田 純一 | 2009/12/31 16:04

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