私の『重大ニュース2009』(1)
▼昨日は、とても久しぶりに懐かしい映画を三本見てきた。『伊豆の踊子』(1974年)『八月の濡れた砂』(1971年)『キューポラのある街』(1962年)である。観客は高齢の方がおおかった。
なつかしさのあまり、ちょっと涙腺がゆるむむこともしばしばであった。制作された年をとる半世紀近く前の作品もある。映画は、その時代の「風景」を色濃く映し出していた。
それから、地球は40~50回近く太陽の周りを回転してきた。
▼2009年も残り8日だ。もう8回地球が自転すれば、太陽の周りを一周してきたことになる。そこで、私はここに、この一周するあいだに、見えた「風景」を再記録しておこうと思う。私にとっての私からみた「風景」にこだわるので、私の『重大ニュース2009』としておく。
思いつくままであるので、必ずしも重大さの順序にならないかもしれない。
【1】 授業に学び、楽しんだ一年だった。
ながいあいだこの仕事を続けてきたが、今年ほど「授業」を楽しんだ年はないかも知れない。どんなことがあっても、明日の授業のことを考えると、元気がでてきた。けっして上手な授業ではない。きわだってすぐれたものがある授業ではない。むしろいつまで経っても拙い授業である。しかし、そこにすべてがあるとおもった。それらのすべてをこのblogに綴った。
「授業こそ、教育実践の最前線である。」
「授業こそ、最大の学校行事である。」
何度も自分でも繰り返してきた言葉だ。あらためて実感する一年であった。
私のなかでは「授業復権」の年。
今年一年の授業を駆け足で振り返ってみる。
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