【Web更新11/8】09-45【水溶液とイオン】更新
朝靄に 秋登りたり メタセコイヤ
09/11/06 (金)撮影@安富
■楠田 純一の【理科の部屋】 09-45
週末定例更新のお知らせ
少し本気なってblogを書き始めて2年近くなろうとしている。最初のころは毎日が、blogの取材をしているような感じだった。しかし、毎日書いている間に、なにかこれ自体が、自分の存在そのもののような気がしてきた。
まさに『日記』になってきたのである。それは、時に授業の記録であり、旅行記であったり、発表原稿の下書きであったり、日常の小さな観察の記録であったりする。私にとっては、今は欠かすことのできない「記録」そのものなのである。
比べて見ること自体がおくがましい話だが、ファラデーはこれを42年間も続けたという。各パラグラフには通し番号までつけたという。『ファラデーの日記』が教えてくれることは大きい。
私たちは今、通し番号もうつ必要もなく「記録」したものを、すぐさま探し出すことができる。ひとつの実験を試みる。いつか、ガラス屋さんの吸盤を使った「究極のマグデブルク半球」のこと記録したはずと、検索してみる。
0.13秒でみつかった。なんとありがたい時代だ。可能な限り「記録」つづけよう。
◆表紙画像集2009 校庭の樹木シリーズ メタセコイヤ
校庭の樹木が次々と色づいていく。それは見事だ!美しい!
とりわけ、グランドの西に二本佇立するメタセコイヤは、空に向けて下から黄葉のグラディエーションはみごとだ!!秋が登っていくさまは、冬を予告する。
◆【水溶液とイオン】更新
昨日も理科室でゴソゴソしていて思った。
「くらし」とイオンを結びつける。
「くらし」のなかにイオンを見る。それが、究極のねらいであっても手段はひとつではない。
「くらし」から迫る方法もあれば、「イオン」から迫る手もある。
一方通行にならないこと。それが肝要である。双方向で迫ることが究極のねらいを具現化することになる。
ここでのクライマックスは「電池」にもってこようと思う。
見えかけた「イオン」から迫っていこう。せっかく学校の授業でやるのである。実験室にあるものをフルに活用して授業を組み立ててみよう。もう、そんな機会は生徒にとっても最後になるかも知れないのだから…。
「電離」→「電気分解」→「イオン化傾向」→「電池」
見えかけた「イオン」「電子」をフルに使おう。
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