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今日から「電池月間」がはじまる

Dscf3323▼今日、十一月十一日は、語呂合わせよろしく「+」プラス「-」マイナスで、「電池の日」だという。そして、野球のバッテリーか「1」「2」番にちなみ12月12日は「バッテリーの日」だという。さらにはこの11月11日~12月12日までを「電池月間」ときめている。(「電池工業会」1997)
 なかなか面白い偶然である。
「電池」が、「くらし」と「イオン」「化学」をむすびつけるすぐれた教材であると気づきはじめた、そのときに「電池月間」とは。1800年のボルタの電池から、200余年の「電池の科学技術史」は、今、「科学」とはなにかまで教えてくれそうな気がする。
▼この電池月間のあいだに、教材「電池」にこってみようと思う。こんな身の回りにあって、ありふれた存在である電池。こいつの世話になることなく、一日たりと過ごすことはできない。
それなのに、私は、あまりにもこいつのことを知らない。「あたりまえ」にしすぎてきた。
「電池」を使い捨てのブラックボックスにしてはならない。
「電池」は、200余年の科学技術史のつまった究極の教材だ!!
▼ここ何十年間のあいだにも、教材「電池」の試みをいくつもみてきた。
「バケツ電池」
「十一円電池」
「備長炭電池」
「くだもの電池」
「ペーパー電池」
「キッチン電池」
…。
 自分でも試みたものもあるが、本格的にはあまりやっていない。
子どもたちの「ふしぎ!?」をとらえる教材であることはまちがいない。その「ふしぎ!?」が、どこまで「科学
」「化学」につなげることができたかというと、いささか疑問である。
▼もっとありふれた「電池」にこそ、すごい「科学」があるのでは…
個人的には、小学校のころに「乾電池づくり」の記憶か鮮明にのこっている。それはなんだろう。
自分でもつくれたという「感動」だろうか。
「乾電池」に少しこだわって調べてみようとしたら、
「屋井先蔵」の名前が浮かび上がってきた。
世界ではじめて「乾電池」を発明した人。ボルタから、わずか85年後のである。ここから、今日の「携帯」の時代に入ったのである。
 この人のことが、もっともっとくわしく知りたくなってくる。世界に先駆けて「乾電池」をつくった人の「ふしぎ!?」はどこにあったのか。そこに、今日の理科教育が学ぶべきものがあるのかないのか。
▼では、実際の授業では、どの「電池」をとりあげるのか。
「イオン」の授業のクライマックスとして、どのように展開するのか。
私の「電池月間」は、つづく。

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