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【授業】「電池の歴史」は進行形だ!!

▼昨日は、寒かった。ほんとうに寒くなった、それだけではない。午後から、雨まで降り出した。今朝起きて見たいと思っていたオリオンも見えない。なぜなんだ、大気はどう動いているんだろう。大気の向こう側は「風景」はどうなっているんだろう。そう、その世界の学習が近づいている。
 その前に、「イオン」を終えておく必要があった。
▼「イオン」の最終幕は、予定どおり「電池」であった。
1791年 ガルバーニ電池の原理発見
1800年 ボルタ、電池を発明
1868年 現在の乾電池の原形を発明
1885年 屋井先蔵、乾電池を発明

もう一度、授業で「電池の歴史」を追いかけた。
たった200年ほどの歴史を…。
Dscf3747▼うすい塩酸に亜鉛板と銅板をつける。亜鉛板もよくみがき、準備していたつもりだが、やっぱりモーターが回り出す班とそうでない班がある。前と同じだ。
 マグネシウムならば確実だ!
 わかっているから、少し余裕だ。やっぱりこれは「回ってなんぼ」の実験だ。
金属が電子を放り出してイオンになる。電子がうごく、それが「電流」。
ここでは、「電子のやりとり」が見えたら、電池がわかりだす。
200年の歴史が見えてくる。
「回った!!」「回った!!」感動は、200年前のボルタの感動でもある。
Dscf3753▼「電池」の歴史も進化しつづける。
よりコンパクトで、より大きな電気エネルギーを引き出すことのできる「ペーパー電池」(ポラロイドカメラに使われていたもの、以前どこかの「お楽しみ広場」で手に入れていたものが、たまたまあったので使ってみた。)
ものすごい勢いで回る。
 (゚o゚)ゲッ!!出てくるのは、やっぱり「このなかどうなっとるん(・_・)......ン?」
 「ふしぎ!?」を追いかけだしたら、とまらない。まだまだつづく。
▼さらには、先日の新聞記事の「おしっこ電池」をプリントして配った。
2009年 「おしっこ電池」発明
話は、「燃料電池」へとすすめた。
ここでは簡単に原理のみとした。
強調したかったのは、この200年あまりの
「電池の歴史」は進行形だ!!
現在進行形!!未来進行形!!
ということ。

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